教員紹介宮永 健太郎
研究テーマ
ソーシャル・ガバナンス論、持続可能な発展論、環境ガバナンス論ほか
担当科目
ソーシャル・ガバナンス論、マネジメント・リテラシーⅠ、アントレプレナーと組織(共通教育科目、分担)
プロフィール
学生時代は、軽音(バンド)と旅(バイクツーリングなど)に熱中。ここ最近は落語がブームなのですが、忙しくてなかなか生で落語を聞きに行けないのが悩みです。
学生へのメッセージ
もし「大学とは何か」と聞かれたとき、みなさんならどう答えますか? ちなみに、本学をはじめ多くの大学は、「人を育てる場/人が育つ場」だと回答しています。その点に関して、私はさらに次のように考えることにしています。
広く周りや社会を見渡せばすぐ分かることですが、大学なぞ出ていなくとも人として立派に育っている人は、実はいくらでもいます。あるいは、大学で立派に育った人もたくさんいるわけですが、その人はもしかしたら、大学なぞ行かずとも立派に育ったのかもしれません。ここで私は、大学という存在を卑下するポーズを演じているのではありません。私が言いたいのは、「大学でどんな勉強をしたか」「学生時代をどのように過ごしたか」といったことだけで人間や人生が決まってしまうほど、人間や人生というのは単純にできていない、ということです。
では、大学が掲げた「人を育てる場/人が育つ場」という看板は、文字通り“看板倒れ”に終わるしかないのでしょうか? そして、人間や人生という複雑怪奇なるものを前に、学生は毎日を無為に過ごすしかないのでしょうか? 私の答えはノーです。なぜなら、こうも言えると思うからです。「かけがえのない学生時代を無為に過ごしても人として立派に育てるほど、人間や人生というのは単純にできていない」、と。
みなさんの学生生活が、すばらしいものとなりますように。
広く周りや社会を見渡せばすぐ分かることですが、大学なぞ出ていなくとも人として立派に育っている人は、実はいくらでもいます。あるいは、大学で立派に育った人もたくさんいるわけですが、その人はもしかしたら、大学なぞ行かずとも立派に育ったのかもしれません。ここで私は、大学という存在を卑下するポーズを演じているのではありません。私が言いたいのは、「大学でどんな勉強をしたか」「学生時代をどのように過ごしたか」といったことだけで人間や人生が決まってしまうほど、人間や人生というのは単純にできていない、ということです。
では、大学が掲げた「人を育てる場/人が育つ場」という看板は、文字通り“看板倒れ”に終わるしかないのでしょうか? そして、人間や人生という複雑怪奇なるものを前に、学生は毎日を無為に過ごすしかないのでしょうか? 私の答えはノーです。なぜなら、こうも言えると思うからです。「かけがえのない学生時代を無為に過ごしても人として立派に育てるほど、人間や人生というのは単純にできていない」、と。
みなさんの学生生活が、すばらしいものとなりますように。
ゼミの紹介
テーマは「持続可能な発展とソーシャル・ガバナンス」。ゼミのモットーは、徒弟制でも自由放任制でもない「共育制(教える側と教えられる側が共に学び共に育つ)」。環境問題や社会問題の解決に関心がある学生を歓迎します。
出身大学および出身学部
京都大学 経済学部
出身大学院
京都大学大学院 経済学研究科