松高 政

MATSUTAKA MASASHI
経営学部 マネジメント学科 准教授
学位
経営学修士
専門分野
学校から職業への移行、若年層のキャリア形成・職業能力開発、産学協働教育

研究テーマ

産学協働教育、若年層のキャリア形成・職業能力開発

高校生に向けた研究内容の紹介

わが国では「教育-若者-仕事」という3者のむすび(産び)つきにさまざまな課題があります。その産びつきをより密接にスムーズにするためには、学校での「学び」と社会で「はたらく」をつなげる必要があります。企業等の「産」と高校・大学等の「学」が協働して、社会全体で人を育てることによって、学生も社会人も一人ひとりがいつまでも生きいきと学び、活躍できる社会を実現することができます。そのような社会になるにはどうしたらいいのか?働き方をめぐる諸問題、海外の実態と変遷などを通して構造的に研究しています。

ゼミナール/研究室のテーマ

若者と仕事

青年期・学校から成人期・職業社会への円滑な移行はとても重要な問題です。若者はどのようにして学校から職業社会へと移行していくか。教育という社会的領域と仕事という社会的領域の関係性とその変化を見据え、「若者と仕事」について考えます。

ゼミ/卒業研究の紹介

ゼミのテーマは「キャリア・デザイン」です。「キャリア」と聞いて、何をイメージするでしょうか?馬車が通ると車輪の跡が残りますね。その車輪の跡である「轍(わだち)」が「キャリアCareer」の語源です。つまり生涯にわたってたどるその人の軌跡が「キャリア」です。一人ひとりにとってかけがえのない「人生=キャリア」を主体的に「デザイン」(設計・再設計)していくこと、それが「キャリアデザイン」です。
ゼミでは、卒業後の長い人生をどのように過ごしていくのか、「キャリアデザイン」をテーマに考えていきます。
具体的には企業と連携した課題解決への取組、高校生と将来について一緒に考えるイベント、魅力的な社会人の動画制作など、学生が自主的に取り組んでいます。

プロフィール

埼玉県の浦和(さいたま市)出身です。浦和は「サッカーの街」として知られJリーグの浦和レッズの本拠地です。浦和レッズに限らず、国内外のサッカー、スポーツが大好きです。私自身は、中高大とずっとソフトテニスをしてきました。今でも現役プレーヤー!?としてやっています。飲んだり、食べたりも大好きで、その成果として体重が増加傾向にあるのですが、スポーツを通して20代の体型を目指して頑張っています!!
大学教員になる前は民間企業で長く働いていました。その経験を活かした就職指導も行っています。

高校生へのメッセージ

自らのキャリアを前向きに形成していこうとする姿勢、自分の頭で考え、自分のことばで伝え、自分の意思で行動しようとする姿勢、このようなマインドを持った学生は、社会(企業)から見てとても魅力的です。 どうしたらそのような学生を育て、社会に送り出すことができるのか、私が最も関心のあるところです。本学には、磨けば光る可能性を持った学生がたくさんいます。しかし、その可能性を磨かないままの学生もいます。とてももったいないことです。
成功の反対は、失敗ではありません。成功の反対は、何もしないことです。何もしなければ、成功も失敗もないのです。大学時代に多くのことにチャレンジし、経験し、学んで欲しいと思います。そうすれば、皆さんの可能性が大きく育っていくはずです。