先輩の時間割
データから見えてくるものとは?
口コミ分析によるレコメンドエンジンの構築
情報理工学科 4年次 松岡 天音さん

データから見えてくるものとは?
口コミ分析によるレコメンドエンジンの構築
情報理工学科 4年次 松岡 天音さん
近年特に発展の目まぐるしい情報科学の領域に自分も飛び込んでみたいと思い、この学部への進学を決めました。入学して最初に驚いたのは、情報理工学部がカバーする分野の豊富さ。ロボットの制御から脳科学まで10のコースに分かれており、目指している進路や興味に合わせ、最大で3つのコースを組み合わせて受講することができます。
私はデータ分析や機械学習技術に関心があったので、データサイエンスと情報システムの2コースを選びました。とくに興味を惹かれたのはテキスト分析。文章を単語ごとに分割する形態素解析と、出現単語のベクトル化によってテキストの意図や方向性を探ります。言語という曖昧なものを工学的に分析する技術に可能性を感じ、専門的に学びたいと思ったのです。
現在取り組んでいることは、コスメの情報サイトに寄せられる口コミの分析です。ユーザーの感想を解析し、ベクトル空間モデルを作成。機械学習を通じて、そのユーザーに合った別の商品をお薦めするシステムを構築しています。化粧品選びに悩んだ自分の経験を踏まえ、ユーザーの視点に立って考えながら取り組んでいます。
情報理工学の知識を一切持たずに入学した私が、Pythonと呼ばれるプログラミング言語を学び、自分の研究に生かすまでに成長できたのは、多様な学びが充実している情報理工学部で、興味のある分野を見つけられたからこそです。
私はデータ分析や機械学習技術に関心があったので、データサイエンスと情報システムの2コースを選びました。とくに興味を惹かれたのはテキスト分析。文章を単語ごとに分割する形態素解析と、出現単語のベクトル化によってテキストの意図や方向性を探ります。言語という曖昧なものを工学的に分析する技術に可能性を感じ、専門的に学びたいと思ったのです。
現在取り組んでいることは、コスメの情報サイトに寄せられる口コミの分析です。ユーザーの感想を解析し、ベクトル空間モデルを作成。機械学習を通じて、そのユーザーに合った別の商品をお薦めするシステムを構築しています。化粧品選びに悩んだ自分の経験を踏まえ、ユーザーの視点に立って考えながら取り組んでいます。
情報理工学の知識を一切持たずに入学した私が、Pythonと呼ばれるプログラミング言語を学び、自分の研究に生かすまでに成長できたのは、多様な学びが充実している情報理工学部で、興味のある分野を見つけられたからこそです。
松岡さんの時間割(2年次春学期)
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
1時限 | データ解析の基礎 | 放射線と生命入門 | 発展プログラミング演習 | ||
2時限 | アルゴリズムとデータ構造 | 多変量解析の初歩 | 発展プログラミング演習 | 線形代数Ⅰ | |
3時限 | 上級英語(ディスカッション)Ⅰ | 情報理工学実験A・B | 実社会の数学 | 数値計算 | |
4時限 | コンピュータネットワークⅠ | 情報理工学実験A・B | 生物と環境入門 | 上級英語(TOEIC)Ⅲ | |
5時限 | 情報理工学実験A・B |
- =専門科目
※掲載内容は取材当時のものです。
知識も何もなくても大丈夫。
ここには未来を拓くための学びがある。
情報理工学科 4年次 小西 侑樹さん

知識も何もなくても大丈夫。
ここには未来を拓くための学びがある。
情報理工学科 4年次 小西 侑樹さん
情報理工学部に進学したのは「文系より理系の勉強が自分に合っている」といった軽い動機でした。最初はキーボードを指1本で打つようなレベルで、情報系の知識もほとんど持っていなかった私が、今では学会で研究成果を発表して「もっと学びたい」と大学院へ進むまでに成長できました。
今は、音を使って疑似ランナーを再現するAR(拡張現実)分野の研究をしています。1人でランニングをしていてモチベーションが上がらない時、目標タイムを設定してもなかなかペースを上げることはできません。でも、後ろからライバルが近づいてくる足音が聞こえたらどうでしょう。迫ってくる音に続き、抜かれたことが分かれば、必然的に「負けたくない!」とやる気も湧いてくるはず。あらかじめプログラミングしたスピードで走る擬似ランナーを、耳に装着した装置が発する音で感じとり、複数人で走っている感覚を体験する装置を開発しています。
このようなアプリの開発に関わって面白さを知ったこともあり、将来はヘルスケアのアプリ開発に関わる仕事へ携わりたいと考えています。大学に入った時はやりたいことが決まっていなくても大丈夫。4年間で体験する情報理工の学びは、驚きや発見に溢れています。まずは、目の前のことに真剣に取り組んでみる。そうすれば、きっと自分の興味を強く惹かれるものに出合えるはずです。
今は、音を使って疑似ランナーを再現するAR(拡張現実)分野の研究をしています。1人でランニングをしていてモチベーションが上がらない時、目標タイムを設定してもなかなかペースを上げることはできません。でも、後ろからライバルが近づいてくる足音が聞こえたらどうでしょう。迫ってくる音に続き、抜かれたことが分かれば、必然的に「負けたくない!」とやる気も湧いてくるはず。あらかじめプログラミングしたスピードで走る擬似ランナーを、耳に装着した装置が発する音で感じとり、複数人で走っている感覚を体験する装置を開発しています。
このようなアプリの開発に関わって面白さを知ったこともあり、将来はヘルスケアのアプリ開発に関わる仕事へ携わりたいと考えています。大学に入った時はやりたいことが決まっていなくても大丈夫。4年間で体験する情報理工の学びは、驚きや発見に溢れています。まずは、目の前のことに真剣に取り組んでみる。そうすれば、きっと自分の興味を強く惹かれるものに出合えるはずです。
小西さんの時間割(2年次春学期)
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
1時限 | データ解析の基礎 | 数学の世界 | 発展プログラミング演習 | 中級英語 (コミュニケーション)Ⅲ |
|
2時限 | 多変量解析の初歩 | 発展プログラミング演習 | |||
3時限 | システム理論 | 情報理工学実験A・B | 社会学の世界 | 数値計算 | |
4時限 | コンピュータネットワークⅠ | 情報理工学実験A・B | 論理学入門 | 中級英語(TOEIC)Ⅲ | 神経科学Ⅰ |
5時限 | 情報理工学実験A・B |
- =専門科目
※掲載内容は取材当時のものです。
この学部は、
動けば動くほど面白い。
情報理工学科 4年次 談議所 孝汰さん

この学部は、
動けば動くほど面白い。
情報理工学科 4年次 談議所 孝汰さん
いい意味で「犬も歩けば棒に当たる」。ここは “学びの棒”がそこら中に転がる学部です。
1年次の基礎を経て、2年次には年間で8つもの実験に挑戦。ここまでで情報理工学の学びを一通り網羅します。多くの学生にとっての転機は3年次のプロジェクト演習。自分は心理学への興味からのぞいたデータサイエンスに関する研究に「これだ!」とピンときて。今はそれを応用した「社会的支援が必要な人たちをつなぐシステムの構築」に挑戦しています。
4年間かけて学びのフィールドを歩き回って運命の学びに出会う。おそらくこの学部は、動けば動くほど面白い。今更ですが、贅沢な環境で学んでいると思います。
1年次の基礎を経て、2年次には年間で8つもの実験に挑戦。ここまでで情報理工学の学びを一通り網羅します。多くの学生にとっての転機は3年次のプロジェクト演習。自分は心理学への興味からのぞいたデータサイエンスに関する研究に「これだ!」とピンときて。今はそれを応用した「社会的支援が必要な人たちをつなぐシステムの構築」に挑戦しています。
4年間かけて学びのフィールドを歩き回って運命の学びに出会う。おそらくこの学部は、動けば動くほど面白い。今更ですが、贅沢な環境で学んでいると思います。
談議所さんの時間割(2年次春学期)
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
1時限 | データ解析の基礎 | 発展プログラミング演習 | 中級英語 (コミュニケーション)Ⅲ |
||
2時限 | アルゴリズムとデータ構造 | マスコミ論入門 | 多変量解析の初歩 | 発展プログラミング演習 | |
3時限 | 情報理工学実験A・B | 中級英語(TOEIC)Ⅲ | |||
4時限 | コンピュータネットワークⅠ | 情報理工学実験A・B | 相対性理論入門 | ||
5時限 | 情報理工学実験A・B | 信号処理基礎 |
- =専門科目
※掲載内容は取材当時のものです。