現代社会学科の学び
現代社会学科概要
1年次では、現代社会学科・健康スポーツ社会学科に共通して、社会学の基礎的知識の確実な修得、現代社会の諸問題に関する知的好奇心の喚起を行います。
2年次からは、各自の関心や将来の進路を見据えながら専門領域の知識を深めていきます。
NEW
2026年度より3つの領域の各プログラムを開設
各領域の履修プログラムを登録し、一定の要件を満たすことでプログラムを修了したことを認証する「オープンバッジ(デジタル証明)」が発行されます。
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3つの領域に加え「データ社会学プログラム」を開設
データ社会学プログラム
ビッグデータやAIなど、私たちの身近にも「データ」があふれていますが、社会学においてもデータを駆使して社会を理解する必要性が高まってきました。そこで新たに「データ社会学プログラム」を設置します(地域社会学・人間社会学・メディア社会学の各プログラムと並行して登録可)。単に「データを扱う」だけでなく、人間の感性を生かして「データから社会を読み取る」力を身に付けることができるプログラムであることが特長です。
※プログラムは複数登録可
各領域の学び
地域社会学領域の学び
近年、少子高齢化と人口の都市部集中が急速に進展し、農村部においては限界集落化といった深刻な問題が生じており、国土のバランスの取れた発展が必要不可欠となっています。
地域社会学領域では、地域で起こっている社会現象を理解すると同時に、地域の特色を学ぶだけなく、地域の人々と連携して地域社会の活性化に積極的に取り組むことのできる能力と意欲をもつ人材を育てます。
科目例
環境社会学/公共政策論/観光社会学/文化人類学 など
京都環境論/国際NGO論/多文化共生論 など
人間社会学領域の学び
急速に進展するグローバル化の影響を受け、価値の画一化と多様化が同時に進行する現代社会においては、人の生き方や家族の在り方が複雑化しており、これに起因して、男女や家族、教育、労働などの領域でさまざまな問題が私たちの日常でも見られます。
人間社会学領域では、「個人と個人」また「個人と社会」の関係性に注目し、一人ひとりが他者を尊重しながら、自分らしく生きることのできる社会作りのための解決策を提示し行動できる能力と意欲をもつ人材を育てます。
科目例
社会心理学/学校教育と社会/現代社会と宗教/ジェンダー論/政治社会学 など
社会階層論/現代社会と心理/人口社会学 など
メディア社会学領域の学び
新聞、書籍、テレビ、ラジオ等の旧メディアに加えて、インターネット、ソーシャルメディア等の新しいメディアが世界規模で急速に普及してきている一方で、多くの押し寄せる大量の情報に人々が翻弄されている状況もみられます。
メディア社会学領域では、メディアごとにその文化的特性を深く掘り下げながら、人々を大きく動かすメディア・コミュニケーションを学び、メディアを使った情報の発信や、メディアに関わる諸課題の解決に取り組むことができる能力と意欲をもつ人材を育てます。
科目例
文化社会学/ポピュラー・カルチャー論/メディア産業論/広告社会学 など
表象文化論/メディア情報リテラシー論/広告キャンペーン実践 など
先輩の学び
現代社会学科でめざせる進路
地域社会学領域
- 地域づくりコンサルタント
- 公務員
- 教員
- 海外と地域をつなぐビジネスパーソン など
人間社会学領域
- 環境・医療・教育関連企業
- 福祉施設
- 公務員
- 教員
- 企業コンサルタント など
メディア社会学領域
- 企業や自治体のブランディング・広報担当
- ジャーナリスト
- アナウンサー
- 新聞・雑誌・放送局などのメディア関連企業 など
現代社会学科で取得可能な資格
- 社会調査士
- 中学校教諭一種免許状(社会)
- 高等学校教諭一種免許状(公民)
- 児童指導員任用資格
- 図書館司書
- 学芸員
- 学校図書館司書教諭 など