先輩の学び(イングリッシュ・キャリア専攻)

先輩の学び

ハードな環境に飛び込めば
学び方だって変えられる。

Change
「変化」

環境も自分も変えていきたい。今後は留学にも挑戦してみたいです。

イングリッシュ・キャリア専攻は京都産業大学のなかで最もハードに英語を強化できる専攻です。私は航空業界への憧れから今の専攻を志望しました。
クラスには帰国生も多く、予想をはるかに上回るレベルの高さ。最初は焦るばかりでしたが、あるときクラスメートは「話す」というより「英語で考えている」と気付きました。
この専攻の授業は、グループワークとプレゼンテーションがメインです。しかも授業中の会話は常に英語。みんな、質疑応答に対しても臨機応変に英語を使いこなします。プレゼンテーションのたびに英語の原稿を用意してそのとおりに話すだけだった私とは、根本的に英語の使い方が違う。「私もちゃんと自分の言葉にして英語を話そう」と一念発起。拙くても文法が曖昧でも、とにかく「英語で考えて話す」ことを意識するうちに、だんだん会話がスムーズにできるようになっていきました。
ハードな環境ほど身近に目標ができて成長できます。この専攻のおかげで自分の学びのスタイルが定まったように感じます。

英語学科 イングリッシュ・ キャリア専攻 2年次
宮川 茅野さん

※掲載内容は取材当時のものです。

先輩の学び

日本の教育方法を変えたい——
教育先進国フィンランドで見つけた夢。

Man is the artificer of his own happiness.
「人は自分自身の幸せの考案者である」

アメリカの思想家、ソローの言葉です。自分で考え、動くことの大切さが伝わります。


フィンランドへの10カ月の長期留学。それが私にとって人生のターニングポイントになりました。フィンランドを留学先に選んだのは、世界的な教育先進国だからです。以前からテストで点数をとることが第一と考える日本の教育の在り方にずっと疑問を持っていて。それを覆すヒントが見つかるのでは、という期待を胸に旅立ちました。
実際に、現地で授業を受けてみると違いをすぐに実感します。例えば、新聞の記事を引用して時事問題を学びながら、英語の文法も同時に覚えるといった、一つの授業で複数の学びを同時進行させる効率的な方法。英語の文法だけをひたすら覚える日本の教育とは明らかに違いました。
特に印象的だったのは、アクティビティを通して身体を動かしながら学ぶ教育方法が小学校で導入されていること。勉強を苦として植えつけず、自ら学びたくなるような工夫が成されていることに感銘を受けました。学費の免除など国の教育支援が充実しているのも、教育国である誇りを持っているからこそ。フィンランドの学生たちを心底うらやましく思いました。
将来、この学びを日本の教育に取り入れたい。いつからかそんな思いが芽生え、留学を終える頃には教員になりたいという夢ができていました。帰国後は「英語教育学」をさらに掘り下げ、英語指導のプロフェッショナルを目指しています。
 

英語学科 イングリッシュ・ キャリア専攻 4年次
鶴田 リオさん

※掲載内容は取材当時のものです。

先輩の学び

英語というツールを武器に自分の中の思いを伝える。

英語にどっぷり漬かる最高の環境

「自分の伝えたいことを伝えればいい」。
留学先のアイルランドで友人に言われた言葉です。発音や文法の間違いばかりを気にして、何も話せなくなっていた頃、友人の一言で英語学習に対してぶれない軸ができました。
もともとサッカーと音楽が好きで始めた英語。もっと実践的に修得したくてこの専攻を選び、授業でどっぷり英語漬けの毎日を送りました。
2年次の秋からはアイルランドに留学。友人の言葉で目が覚めてからは、1日2コマある英語の授業の中で、必ず1コマに1つ「笑い」を取ることを目標に定めました。頭の中で文法うんぬんを考える前に、反射的に口を動かしていく。日々小さな目標をクリアすることで、どんどん英語に慣れていく自分を実感しました。
正しく話すことよりも、内容や目的が大切です。伝えたいことがある人にとって、ツールとなる英語を身に付ける最高の環境だと思います。

英語学科 イングリッシュ・キャリア専攻 3年次
北野 耕太郎さん

※掲載内容は取材当時のものです。

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