国際文化学科プログラムについて

2019年度入学生よりスタートした国際文化学科の新カリキュラムでは、学生が主体的に卒業後の進路を考え、実現するためのプログラムを開設しています。
具体的には、英語力向上に特化した「英語プログラム」をはじめ、国際貢献や文化政策に携わることを目的とした「国際貢献プログラム」「文化政策プログラム」。「総合文化コース」「地域文化コース」という2つのコースの枠組みを越えて編成されたこれらのプログラムは、学生一人一人が実社会を意識した学びを展開し、卒業後のキャリアに結びつけることを支援するものです。

英語プログラム

目的

中学・高校の英語教員になりたい人、英語を使って仕事をしたい人、在学中あるいは卒業後に留学したい人、英語・英語圏文化・英語文学・英語教育などを専門的に学びたい人(大学院進学希望者を含む)を対象とするプログラムです。

修了条件

修了要件単位を修得した上で、TOEFL550点以上もしくはTOEIC730点以上のスコアを取得。

国際貢献プログラム

目的

地球規模の課題(グローバル・イシュー)を発見・理解し、様々な文化圏に属する人々と対話し協働しながらそれらの課題を解決することのできる能力を養成します。「グローバル・イシュー」とは具体的に、宗教、経済格差、人権、環境、エスニシティ、マイノリティ等に関わる諸問題を指しますが、そのような問題を解決するためには、確かな異文化・他者理解をベースに一人一人が主体的に考え、具体的な行動を起こすことが望まれます。本プログラムは、受講生が国内外の種々のボランティア活動や国際貢献活動に関心を持ち、それらを在学中に体験・実践することを推奨し支援します。対象となる主な地域は、インド、中国、タイ、スリランカなどのアジア地域です。卒業後の進路としては、国際系の大学院への進学、JICA等の国際協力機関、旅行会社やホテル等の観光業、海外特にアジア地域において展開する企業、公務員などを想定しています。

修了条件

修了要件単位を取得。なお、文化学部生が履修可能な海外研修・実習(文化学部海外異文化研修、国際文化研修など)またはその他実習科目(国際文化フィールドワーク実習)を1科目2単位以上は履修することが望まれます。

文化政策プログラム

目的

我々がこれからいかにして文化的な生活を営んでいけばよいのかという問いに対して、人文学の視点から今後の社会のあるべき姿を探究し、社会における文化の振興に取り組むことができる人材を育成します。このプログラムでは、日本文化と異文化への理解を基盤において文化の多様性を認識するとともに、「芸術」、「文化財」、「民族」、「ことば」をキーワードに、日本国内の文化の振興はもちろんのこと、国際的な文化交流の振興をも視野に入れて学びます。卒業後の進路としては、公務員、教育機関、企業の広報・企画部門、旅行業などを想定していますが、なかでも司書・学芸員をめざす人には、ぜひあわせて履修してもらいたいプログラムです。

プログラムの登録および修了条件

修了要件単位を取得。なお、文化学部生が履修可能な海外研修・実習(文化学部海外異文化研修、国際文化研修など)またはその他実習科目(国際文化フィールドワーク実習)を1科目2単位以上は履修することが望まれます。

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