アカウンティング部会 先輩の学び

先輩の学び

目標を見つけて1年で
税理士試験の簿記論を突破

大好きな京都で会社経営のしくみを学びたい。そんな私の希望にぴったりだったのが経営学部でした。入学前は将来の夢を具体的に描けていなかった私が、まさか3年次に税理士試験の1科目に合格するとは想像もしていませんでした。
入学後に簿記の面白さを知り、日商簿記検定の3級に合格。専門的な資格を生かして働く人への憧れから、税理士を目指すことにしました。3年次の春に学部事務室からの紹介を受け、アカウンティング部会に所属しました。
アカウンティング部会には専用の勉強部屋があります。参考書や模擬試験問題集もそろっており、有資格者の先生に何でも相談できるのも心強かったです。何よりモチベーションアップにつながったのが、高い目標を持つ仲間の存在でした。試験1カ月前、毎日長時間机に向かい続ける中でも、仲間に刺激を受けることで闘志が湧き、心が折れることはありませんでした。そんな環境で一心に試験勉強に励めたからこそ、簿記論の試験を突破できたのだと思います。
簿記論の合格は、税理士の資格を取得するための第一歩。他科目の試験も合格する必要があり、まだまだ夢の途上です。今後は大学院に進学し、税理士試験を見据えた勉強も続行します。クライアントに親身に寄り添い、何でも相談してもらえる税理士を目指して、いっそう励んでいきたいと思います。

マネジメント学科 4年次
中田 恵理子さん

※掲載内容は取材当時のものです。

先輩の学び

仲間から刺激を受けて勉強意欲が高まり
公認会計士試験の模試で9割をマーク

「手に職をつけたい」と公認会計士を志し、2年次から資格取得専門予備校の通信講座を受講しました。しかし、一人ではやる気が起きず、勉強に身が入らない日々が1年も続いたのです。そんな私の転機になったのが先生の助言でした。私が予備校のテキストを広げていると、「公認会計士を目指すなら、アカウンティング部会に参加すべきだよ」と誘ってくださったのです。
アカウンティング部会には公認会計士や税理士などを目指す学生が集い、自由に使える自習室で試験勉強に励んでいます。同じ目標を持つ仲間の真剣な姿に刺激され、私も自然と「頑張ろう!」という気に。
担当の先生が常に一人一人を気にかけてくださるのも心強く、実際に私は、授業以外は自習室で机に向かうようになりました。教室には空調が完備。参考書やテキストはもちろん、コピー機、冷蔵庫や電子レンジなども備わっていて、休日もアカウンティング部会で勉強しようと思えるほど環境が整っています。

公認会計士試験では電卓を使用するため、試験会場では打鍵音が響きます。仲間と試験対策を毎日行い、電卓を使う音も含め本番の雰囲気に慣れることができるのもアカウンティング部会の大きな利点でしょう。自宅で勉強するよりもはるかに効率が良くはかどります。

現役で公認会計士や米国公認会計士に合格した先輩から、分からない問題や勉強の方法を気軽に聞けるのも魅力です。公認会計士や税理士として活躍している卒業生の先輩から実務の話や試験のポイントなどを聞く機会も豊富にあり、勉強のモチベーションは下がることがありません。

マネジメント学科 3年次
福川 薫乃さん

※掲載内容は取材当時のものです。

先輩の学び

先生や先輩から効率的な勉強法を教わり
公認会計士試験の短答式試験に現役合格

コロナ禍の自粛期間にいろいろな書籍を読む中で、公認会計士に興味を抱きました。しかし、公認会計士試験の出題範囲は膨大なため、独学ではどこから手を付けていいのかさえ分かりません。資格取得の専門予備校の通信講座を受講しても、「本当にこの勉強で大丈夫だろうか」という不安が募っていました。そこで、経営学部事務室に相談すると、同じ志を持つ仲間が集まって勉強をするアカウンティング部会を紹介いただいたのです。

私が感じるアカウンティング部会の最大の魅力は、現役合格した先輩から効率的な勉強法を教えてもらえる点です。先日は、公認会計士として活躍されている卒業生が来学され、「どの時期に何を勉強するか」、「試験時に意識するポイント」などを3時間以上にわたって熱心にアドバイスしてくださいました。さらに担当の先生方は私たちの質問に対して、いつも親身に答えてくださいます。実務と結び付けた話も交えてくださるので、知識が定着しやすいです。その一方で、私が後輩に教えるケースも多々あります。人に教えることで知識がさらに身に付くのを実感しています。

アカウンティング部会での学修と学び合いのおかげで、簿記1級を取得し、公認会計士試験短答式試験にも現役合格できました。大学に入学するまでは失敗ばかりで自分にまったく自信が持てませんでしたが、今回の合格は大きな自信になり、今では「自分はできると信じよう」と強く思えるようになっています。

現在は公認会計士試験論文式試験の現役合格に向けて毎日机に向かっていますが、楽しみながら共に勉強する仲間に囲まれて、気持ちが折れることがありません。

マネジメント学科 4年次
澤田 倫太郎さん

※掲載内容は取材当時のものです。

先輩の学び

やり遂げた自信が、さらなる成長意欲へ結び付く

入学してすぐ「アカウンティング部会」に入会し、専用の自習室にこもって毎日勉強していました。

試験合格までの道のりは、自分との闘いでした。勉強の果てしなさ、先行きの不安で、何度諦めそうになったか知れません。心が折れそうになると、必ず先生のところに駆け込んでいました。先生はいつも、私の合格を私以上に信じてくださり、「大丈夫だよ」と何度も励ましてくださいました。温かい言葉に勇気付けられるうちに「私は受かるんだ」と自信が芽生え、諦めずにやり遂げられたのだと思います。先生の支えがなければ、公認会計士は断念していたかもしれません。
資格取得を通じて身に付いたのは、専門知識と一生モノの勉強姿勢。努力を積み上げる大切さを実感し、「頑張って目標を達成した」という何物にも代え難い経験を得られました。以前の自分からは考えられないぐらい成長意欲も高くなり、人間的に大きく変わったと感じています。今はとにかく、さまざまな業務を経験してスキルアップしたいと考えており、目下の目標は知識の吸収です。多岐にわたる業種や分野に関わる中で、自分はどのフィールドで活躍したいのか。ゆくゆくは明確に見定めて、今よりも一層専門性の高い業務に身を投じていきたいです。

EY新日本有限責任監査法人(大阪事務所)
柴原 渓さん(2023年 経営学部 マネジメント学科 卒業)

※掲載内容は取材当時のものです。

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