試験

1. 試験の種類 

履修した授業科目については、試験が行われます。
試験の方法は、多くが筆記試験ですが、レポート試験、口頭試問、実技試験、ノート提出等により行われる場合もあります。

2. 定期試験  

定期試験は、春学期試験(春学期末)と秋学期試験(秋学期末)の2回実施されます。
定期試験の時間割は、通常の授業曜日、時限と異なることがあり、土曜日や日曜日に試験が組まれることがあります。
なお、定期試験の時間帯は次のとおりです。時間帯は通常の授業時間帯と異なります。

定期試験時間帯

時限 時間帯
第1時限 9:30~10:30
第2時限 11:00~12:00
第3時限 13:00~14:00
第4時限 14:30~15:30
第5時限 16:00~17:00
第6時限 17:30~18:30

注:科目によっては、最長90分の試験時間となる場合もあります。

3. 追試験  

追試験は「チャンスが2度ある」といった意味の制度ではありません。
規定の理由により定期試験を受験できなかった場合で、追試験期間中に受験が可能な場合、願い出の対象となります。
願い出後、許可されれば追試験の受験資格が与えられますが、許可されたからといってご自身に追試験を受験するかしないかの決定権が与えられたわけではありません。追試験が許可された方のためだけに特別に試験の機会を用意するもので、自分の都合で受験しないということは認められません。十分注意してください。不明な点がある場合は自分で判断せず、必ず教学センターに連絡・相談し、指示を仰いでください。

  1. (1)定期試験を次の理由により受験できなかった場合、願い出て許可されれば追試験を受験することができます。
  1. ① 教育実習、介護等体験及び教職実践演習における研修校実習(教職課程教育センターが指定する証明書要。「授業」参照)
  2. ② 博物館実習(教学センターが指定する証明書要)
  3. ③ 卒業後の進路に関する試験
    1. ・就職活動の場合は、進路・就職支援センターが指定する証明書(就職試験受験予定申請書および就職試験受験証明書要)
      ※試験前日までに同センターの指導を受けること
    2. ・卒業後の進路に関する試験、大学院等進学に係る試験の場合は、教学センターが指定する証明書(受験証明書要)
  4. ④ 裁判員候補者として呼出しを受けた場合または裁判員に選任された場合(公的証明書要)
  5. ⑤ 自己の責めによらない不慮の事故又は災害(公的証明書要)
  6. ⑥ 一親等・二親等の親族の死亡又は葬儀(公的証明書又は葬儀日程のわかるものが必要。原則2日間)
  7. ⑦ 病気又は負傷(診断書要)
    ※試験当日を含む安静が必要な期間が記載されている診断書に限る。(コピー不可)
    〈診断書〉
    「体の調子が悪くてずっと家で寝ていた」では第三者に対して証明することができません。
    公的な証明を必要としますので、必ず当日中に医療機関で診察を受け診断書を取得しておいてください。
  8. ⑧ 交通機関の遅延(交通機関の遅延証明書及び状況書要)
  9. ⑨ その他、本学が特にやむを得ないと認めた場合(教学センターが指定する証明書要)
  1. (2)受験できる科目は、定期試験期間中に実施された全科目とします。
  2. (3)追試験料は、1科目につき1,000円とします。ただし、教育実習、介護等体験、教職実践演習、博物館実習、裁判員候補者として呼出しを受けた場合または裁判員に選任された場合、及びその他本学が特にやむを得ないと認めた場合は、追試験料を免除します。
  3. (4)所定の手続期限までにWeb申請および必要書類を提出し、手続を完了させてください。手続期限、方法等については電子掲示板POSTを確認してください。
  4. (5)追試験を受験できなかった場合、再度の追試験は行いません。当日の出欠に関わらず、必要書類の提出と追試験料の支払いが必要となります。また、追試験を願い出ながら自分の都合で受験しない場合は以後、追試験の願い出を受理しないことがあります。
  5. (6)春学期追試験は7~8月、秋学期追試験は1~2月の間に行います。

4. 臨時試験 

臨時試験には、臨時筆記試験と臨時レポート試験の2種類があります。
授業科目によっては、平常授業時に臨時の試験が行われ、成績に加味されます。試験の内容については、教員の指示に従ってください。
追試験の対象にはなりません。

5. 試験に関する注意事項    

定期試験に関する伝達

定期試験の時間割及び関連事項は、試験開始10日前頃に所定の電子掲示板POSTにより行います。
なお、発表した事項について、やむを得ない事情により変更する場合があるため、発表後も所定の電子掲示板POSTに注意してください。
電子掲示板POSTでの試験情報の確認方法については、履修要項を参照してください。 ※追試験については、別途、願い出許可者に指示します。

定期試験に関する注意事項

  1. (1)受験の心得

受験に際しては、次の点を遵守しなければなりません。

  1. ① 試験開始10分前には前列から詰めて着席し、静粛を保たなければならない。
    ただし、座席指定の場合は、指示に従って着席しなければならない。
  2. ② 筆箱、下敷き及び持込許可物以外の物品は、試験開始前にかたづけなければならない。
    クリアケースのカバンを持っている場合は、中身が見えないよう、椅子の下に置かなければならない。
  3. ③ 通信機能の有無に係わらず、スマートフォン、スマートウォッチ、携帯電話、タブレット、携帯音楽プレーヤーその他の情報端末(以下「スマートフォン等」という。)は、試験場内において必ず電源を切りカバンの中にかたづけなければならない。しまうカバンがない場合は、身に付けないで、電源を切ったスマートフォン等が監督者に見えるように机上に置かなければならない(時計としての使用は認めない)。万が一、試験中に着信音(マナーモード含む)等が鳴ったり、作動したり、画面が光ったりした場合は、勝手に自分で触れず、手を挙げて監督者の指示に従わなければならない。
  4. ④ 受験中は、必ず机上に学生証を提示しなければならない。(「学生証(a-3ページ)参照」)
    学生証を忘れた場合は、定期試験実施本部又は教学センターで発行した仮学生証を提示しなければならない。なお、学生証再発行中に使用する仮カード(顔写真なし)は使用できない。写真による本人確認が行えないもの、顔写真が不鮮明なものも無効である。
  5. ⑤ 指定された日時及び試験場で受験しなければならない。
  6. ⑥ 解答用紙最下段の氏名欄等は、黒・濃紺色のペン又はボールペンで記入しなければならない。
  7. ⑦ 問題用紙及び解答用紙は提出しなければならない。ただし、問題用紙については、監督者が認めた場合は持ち帰ることができる。
  8. ⑧ 試験開始後40分経過するまでは退場できない。ただし、体調不良等の理由により、退場を認めることがある。その際は手を挙げて監督者の指示に従うこと。
  9. ⑨ 試験開始後40分経過後に監督者の指示があり退場する場合は、再入場は認められないため、問題用紙及び解答用紙を提出の上退場しなければならない。
  10. ⑩ 問題用紙及び解答用紙の提出は、監督者の指示に従い、すべての物を持って、監督者が指定する出口から退場しなければならない。
  1. (2)受験中の禁止事項

受験中、次の禁止事項を行った者については不正行為とみなし、即時受験停止及び当該受験科目の無効となり、学則第50条により懲戒を受けます。

  1. ① 持込許可物を貸借したとき。
  2. ② 他人の答案を見たり、答えを教えてもらったとき。
  3. ③ 他人に答えを教えたり、カンニングの手助けをしたとき。
  4. ④ 私語を行ったとき。
  5. ⑤ 持込許可物以外の持込み又は参照したとき。
  6. ⑥ スマートフォン等を指定場所以外に置いたとき又は監督者の許可なく触れたとき。
  7. ⑦ 本人との替え玉受験を行ったとき。
  8. ⑧ 机上等への書込みを行ったとき。
  9. ⑨ 解答用紙を試験場から持ち出したとき。
  10. ⑩ 監督者の指示に従わないとき。
  1. (3)次のいずれかに該当する場合は、失格又は無効となります。
  1. ① 履修登録をしていない科目を受験した場合
  2. ② 試験開始後10分以上遅刻した場合
  3. ③ 休学又は停学中に受験した場合

臨時試験

臨時筆記試験及び臨時レポート試験については、教員の指示に従うこと。

6. 受験に際してのアドバイス 

例年よくある誤りについて例をあげて説明します。いずれも大事なことですので必ず認識しておいてください。

教科書の解釈

「教科書等」の持ち込みが許可されていても、指示のない限り書き込みのある「教科書等」の持ち込みは認められていません。

「自筆ノート」の解釈

指示のない限り「自筆ノート」とは自分で書いたノートのことです。他人のノートをコピーしたもの・コピーを貼り付けたノート・『講義ノート』と称して売っている類のものではありません。
パソコンなどで作成されたものも認められません。

「六法(判例の付いていないもの)」の解釈

六法全書は出版社によって判例の付いているものがあります。
条文のあと等に判例が書かれているものは認められません。

複数の試験が課される科目もあります

試験方法は一種類のみとは必ずしも限りません。
「この科目臨時筆記試験だから、他は無いだろう」と安心せずに、必ず自分が履修登録している科目すべてについて確認してください。

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