ストレス感じていますか?

大学生活はとても忙しく、ストレスを感じることもよくあります。本学で実施した2023年度、2024年度の「メンタルヘルスセルフチェック」の結果によると、多くの学生が高いストレスを感じていることがわかりました。しかし、ストレスを感じていても、適切な方法でそれを乗り越える力を身につければ、心の健康を守りながら、より充実した大学生活を送ることができます。ここでは、ストレスを軽減し、コーピング力を高めるための方法を紹介します。
※コーピングとは、ストレスや困難な状況に対処するための方法や手段です。

認知の再構築

ストレスの原因をどう捉えるかで、ストレスの感じ方は大きく変わります。例えば、「この状況はどうにもならない」と感じる代わりに、「この経験から学べることがあるかもしれない」と前向きに捉え直すことで、心が軽くなることがあります。物事の見方を少し変えるだけで、気持ちが楽になることがあります。

マインドフルネスを実践する

マインドフルネスは、「今、この瞬間」に意識を集中し、過去や未来の心配事を手放す方法です。例えば、深呼吸をしながら自分の呼吸に意識を向けたり、静かな場所で数分間瞑想したりすることが有効です。これを実践することで、心を落ち着けてリラックスし、ストレスを軽減できます。忙しい日々の中でも、少しの時間を使って「今」に意識を戻すことで、心身のバランスが整います。

身体を動かす

運動はストレスを解消する効果があります。軽いランニングやウォーキング、ヨガなどを行うと、エンドルフィン(幸せホルモン)が分泌され、心身がリラックスします。運動を習慣にすることで、ストレスに強くなります。

ソーシャルサポートを活用する

誰かと気持ちを共有することは、ストレス軽減に大いに役立ちます。また、オンラインコミュニティや地域のサポートグループに参加することも、孤立感を減らし、気持ちを軽くする助けになります。また、誰かに悩みを話すことで、問題が客観的に見えてきて、解決策が見つかることもあります。

自己ケアを習慣化する

十分な睡眠や健康的な食事、リラックスする時間を大切にしましょう。日常的に自己ケアをすることで、心身のバランスが保たれ、ストレスが軽減します。自分の体と心を大切にすることが、ストレス対策の基本です。

問題解決スキルを向上させる

ストレスの原因をしっかりと理解し、それに対して具体的な解決策を考えることが大切です。問題にどう向き合うかを考えることで、ストレスを減らしやすくなります。冷静に状況を分析し、解決策を見つける力を養いましょう。

これらの方法を実践して、自分に合ったコーピング手段を見つけることが、ストレスに強くなる鍵です。自分にとって最適な方法を取り入れ、より充実した大学生活を送りましょう。

困ったときはサポートを利用しよう

もしも自分一人では解決できないと感じた場合は、大学内のサポートを利用しましょう。悩みを一人で抱え込まず、必要な助けを求めることが大切です。

・保健管理センター 
心身の不調やストレスのケアに関するサポートを行っています。
・学生相談センター 
学業や生活上の悩みについて、専門的な相談を受けることができます。 
・障害学生教育支援センター 
障害や特別な支援が必要な学生に対して、サポートを行っています。

※もしサポートが必要な場合は、大学のウェブサイトで詳細を確認してください。

PAGE TOP