ヘルシーキャンパス事業~メンタルヘルスの向上に向けて~「知らせてほしい、心のSOS」 

自殺の現状

最近、友人が授業や部活動に来なくなった、遊びに誘っても断られる、笑顔が減ってきた、こんな状況に遭遇したら、あなたならどうしますか?身近な人が「死にたい」と言い出したら、私たちはどう対応すればいいのでしょうか。
日本では毎年約2万人の方が自ら命を絶たれています。なかでも若年層の自殺者が増えており、深刻な状況が続いています。京都産業大学も例外ではなく、学生からのメンタル不調の相談や静養室の利用、神経精神科診療数も年々増えている状況です。

「命の門番」ゲートキーパーになろう!

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげる人のことで、「変化に気づく」「じっくり耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」という4つの役割が期待されています。そのうちどれか1つだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになるはずです。もし、家族、友人、同僚など、身近な人の様子がいつもと違うと感じた場合には、声をかけ、耳を傾けてみましょう。悩んでいる方が孤立をしないよう、ぜひ、温かく寄り添ってください。

そして今、心がSOSを発信している方へ

悩みをお持ちの方、困っている方は、どうかひとりで抱え込まずに、まずは家族や友人、職場の同僚など、身近な人に相談してください。また、身近な人に話しづらい時には、電話やSNSでの相談窓口もあるので、こうした窓口を利用してみるのも大切です。
保健管理センターでは内科医師、看護師が常駐し、神経精神科の診察も週に1回行っています。お気軽にご相談ください。

保健管理センターでの取り組みについて

ヘルシーキャンパス事業の一環として、メンタルヘルスに力を入れ、「お互いが支えあいながら成長できる環境作り」を目指しています。具体的には自殺予防月間・週間と連動したリーフレットの配布や掲示等のPRを行い、また新しい試みとしては、学生対象のセルフストレスチェック実施に向けて準備を進めています。自身のストレスを知り、ケアすることでメンタル不調を未然に防ぐことを目的としています。

お問い合わせ先
京都産業大学 保健管理センター
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
雄飛館4F
Tel.075-705-1511
月~金曜日:8:45~16:30(13:00~14:00を除く)
hoken-center@star.kyoto-su.ac.jp
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