バンドン工科大学の学生が、新星に関する研究・観測実習を実施

2014.09.17

 9月8日〜17日の期間、「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(「さくらサイエンスプラン」)の招聘により、インドネシア共和国バンドン工科大学の学生と指導教員が来学した。

 「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(「さくらサイエンスプラン」)は、産学官の緊密な連携により、優秀なアジアの青少年を日本に招聘し、未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指した独立行政法人科学技術振興機構主管の事業である。

 来学した学生たちは、本学神山天文台に設置された私立大学最大の口径1.3m望遠鏡などを活用した研究・観測実習を中心とする教育プログラムを受講し、神山天文台において近年、世界的な成果が出つつある新星爆発の研究について、よりいっそうの理解を深めてもらう良い機会となった。今回のプログラムを通して、本学学生との交流も行われ、前半では緊張した様子であった学生同士も、終盤にはすっかりと打ち解けた様子となった。

 10日間におよぶプログラムは17日に終了し、参加したバンドン工科大学の学生からは「もっと日本にいたい。また、研究者として日本に戻ってきたい。」という声があがった。
講義中の一幕
本学学生と交流
休日には京都観光へ
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