宮津市との連携協力包括協定の締結

2014.03.19

本学は宮津市と相互の人的、物的、知的資源を交流し地域社会の発展と人材の育成を図ることを目的とし、連携協力包括協定を締結、3月19日に宮津市役所で調印式が行われた。

 調印式に出席した藤岡一郎学長は、「本学は創設時から産学連携を提唱し、産を“むすひ”と読み解き、産業を“むすびわざ”と表し、多種多様な社会との連携を推進してきた。地域との連携においては京都府の縦軸を整備するうえで北丹の地が重要と考え、宮津市を本学学生のフィールドワークの場として、また教育研究活動の場として新たな融合地を生み出す場としたい。また、人づくりの観点から、都市部に若者が集中するという地域の課題に対して、若者が地域に帰って来る仕組みをつくり、グローバルな視点を持ったグローカル人材を育成し、宮津市に送り出すことに挑戦したい。」と挨拶。

 井上正嗣市長からは「宮津に帰ってくる人材を教育のフィールドに積極的に送り出していく、その思いが京都産業大学と一致した。森林を守り、CO2を削減し、命の水を守る、これは地方の役目。そこにある価値を見直して、若者が“元気づくり”をする原動力となって農山村に戻ってきてほしい。豊富な資源に気付いて、日本全体の発展は農山村の発展にある」とコメントがあった。

 今後の取組としては「宮津 農水商工観連携」がなしうる事業との連携・協力、宮津市の市民(児童、生徒等含む)に対する生涯学習の場を提供するなど発表された。
調印後、協定書を手にする井上正嗣宮津市長(左)と藤岡学長(右)
出席者全員による集合写真
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