先輩職員の声/進路就職支援センター 林 大介さん

所属部署の業務内容

私たちの役目は、学生の能力・強みを引き出してあげること

当センターは大学の出口(卒業後の進路・就職支援)を担っている部署です。主な業務として、大学4年間で教育した学生を社会へ送り出すため、個別面談などを通して一人ひとりに合ったアドバイスを行っています。学生と関わることが多いため、まずは学生自身の“考え”をしっかりと聞き出し、主体性を持って行動してもらえるよう努めています。「学生の能力・強みを引き出してあげること」、それが私たちの役目でもあります。また、我々自らが企業を訪問することもあります。本学のことを売り込むことはもちろん、企業説明会などでは聞くことのできない“生の声”を収集し、「おすすめ情報」として学生に発信しています。時には一日に何社も訪問することもあります。企業や学生と関わることが多く、年間を通じて業務量も多いため、部署の人数は本学の中でも比較的多い部署と言えます。

入職前・入職後のキャリア・きっかけ

母校である本学の学生への貢献

本学を卒業後、民間企業に就職し東京で働いていました。しかし、年数が経つにつれ、大きなやりがいを見いだすことができず、私の中で葛藤がありました。自分が本当にしたいことは何かを考えた時に、学生時代に学生就職アドバイザー(後輩の進路・就職支援に協力する企業等への内定を得た4年次生の活動団体)を務めた経験から、母校である本学の学生への貢献が自分のやりがいだと気づき、本学事務職員へ転職しました。
現在は、入職当初より配属の進路・就職支援センターで7年目を迎えています。年数が経つにつれ、部内で担当する業務や責任に変化はありましたが、“学生のため”という思いは入職当初から変わっていません。学生からいただく入学金や授業料を最高の形で還元することが大切だと考え、物事を決めるときには、一旦立ち止まって、まずは「学生のためになっているのか」ということを考えるように努めています。

仕事をするうえでのやりがい

学生からの“ありがとう”という言葉がモチベーション

当センターは直接学生から“ありがとう”と言ってもらえる部署です。個別面談などを通じてアドバイスしていた学生から、「志望企業に内定した」という報告とともに“ありがとう”という言葉が聞けると、自分のことのように嬉しい気持ちになります。そんな“ありがとう”という言葉が私たちのモチベーションでもあります。企業の方からも「元気で明るく頑張っている」という卒業生の活躍を耳にすると私たちの励みにもなります。そういった卒業生が本学へ帰ってきてくれ、元気な姿を見せてくれることも大きなやりがいの一つです。

学生へのメッセージ

大学職員に「楽な仕事」といったイメージを持つ人もいるかと思います。確かに営利を目的とせず、事務仕事が中心の大学に対して、そう感じる方も少なくないでしょうし、私自身も思っていました。しかし現在は、社会へ出ていく学生の教育機関である大学には、「これからの日本を支える人材の育成」といった大きな責任があると実感しています。何事にも自分の考えをしっかりと持ち、学生のために主体的に取り組める皆さんの応募をお待ちしています。

お問い合わせ先
京都産業大学 総務部 人事担当
Tel.075-705-1409
※受付時間 平日 8:45~16:45(休憩時間 13:00~14:00)
jinji-saiyou@star.kyoto-su.ac.jp
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