令和2年度 教育プログラム支援制度 採択プログラム一覧

  取組テーマ 申請代表者
文化学部の学びを深める読書体験共有システムの展開 文化学部
大平 睦美 教授
理工系コーオプ教育プログラムの発展 生命科学部
木村 成介 教授
SDGsと専門知を統合する学び場の創造と効果検証 生命科学部
佐藤 賢一教授

①文化学部の学びを深める読書体験共有システムの展開

【取組活動概要】※申請書抜粋

文化学部では2017年度よりゼミの学びを深める読書推進の取り組みとして、4年間で人文学関連の図書100冊読破を目指すブックマラソン事業を実施してきた。この事業の特徴は、読書体験を個人の教養として定着させるだけではなく、読書体験を共有することで、人文学的教養に根差した対話力を涵養し、学部内に「読書文化」を醸成するところにある。2018年度よりブックシートのデジタル化を行い、読書室を活動拠点とし、教員・学生の協働チームによる読書推進イベントを実施継続してきた。今年度、教育支援を得ることができ、読書会の開催、オープンキャンパスへ参加、書評大賞の受賞を果たした。また学外では、図書館総合展において、これまでの活動をポスターセッションの場で発表することができ、「日本事務器賞」を受賞した。2020年度教育支援を得ることができれば、読書体験共有システムとしてのブックマラソン事業を学内外でさらに発展させたい。

【申請者】※申請書記載順

申請代表者 文化学部 大平 睦美 教授
共同申請者 文化学部 鬼塚 哲郎 教授
文化学部 中西 佳世子 教授
文化学部 井尻 香代子 教授

②理工系コーオプ教育プログラムの発展

【取組活動概要】※申請書抜粋

理工系コーオプ教育プログラムは、コンピュータ理工学部と総合生命科学部で実施している卒業研究の一環として行う専門教育に特化したインターンシップである。このプログラムでは、学生、教員、企業等が一体となってものづくりや課題解決にあたることで、学部専門の学びを深めるとともに課題解決力などを身につけることができる。このプログラムは単なる就業体験にとどまらない専門性の高い長期インターンシップであり、他大学にない先進的な取り組みである。最近、専門性の高い中長期インターンシップの重要性が叫ばれていることから、本プログラムを理工系3学部に広く展開することで本学の教育改革へ寄与することができる。そこで本申請では、これまでの成果を検証してプログラムをさらに改善し、理工系3学部で広く実施できるように参加企業や研究室を開拓する。そして、各学部とも協働しながら、令和2年度で6期目となるプログラムの活動を支援する。

【申請者】※申請書記載順

申請代表者 生命科学部 木村 成介 教授
共同申請者 情報理工学部 荻野 晃大 准教授
共通教育推進機構(キャリア教育担当)特定専門員 穂崎 良典
生命科学部事務室 事務長 山岡 哲也
情報理工学部事務室 事務長 井澤 義浩
共通教育推進機構(キャリア教育担当)課長 﨑山 睦美
情報理工学部 玉田 春昭 准教授
情報理工学部 水口 充 教授
生命科学部 野村 哲郎 教授
生命科学部 三瓶 由紀 准教授

③SDGsと専門知を統合する学び場の創造と効果検証

【取組活動概要】※申請書抜粋

本教育プログラムは、京都産業大学の学生(以下、学生)が、国連の持続可能な開発目標(以下、SDGs)の基礎的知識を習得し、自分自身と大学での学びがSDGsとどのようなつながりをもつのかについて思考および構想する機会を、共通教育授業、専門教育授業、そして課外イベントの3つのチャンネルを活用して提供する。その結果、どのような学びや気づきが得られたのかを質問紙調査や筆記試験などによって測定ならびに検証し、その結果をまとめた論文や学会発表などで公表すること、あるいは本教育プログラムの進捗状況を随時大学ホームページなどで公表することで、学内外の学生や教職員、さらには本学のさまざまなステークホルダーに、SDGsに関する学びや、大学における教育・研究プログラムのあり方についての新たな情報を提供し、諸課題解決の有効な手立てを考える材料として役立ててもらえるような波及効果に期待する。

【申請者】※申請書記載順

申請代表者 生命科学部 佐藤 賢一 教授
共同申請者 ボランティアセンター事務室 専任専門員 井上 泰夫
図書館 課長補佐 今井 美裕子
共通教育推進機構(全学共通教育担当) 事務職員 大西 陽子
文化学部 中 良子 教授
お問い合わせ先
京都産業大学 教育支援研究開発センター
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山 Tel.075-705-1729
kyoiku-shien-center@star.kyoto-su.ac.jp
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