令和元年度 教育プログラム支援制度 採択プログラム一覧
取組テーマ | 申請代表者 | |
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① | 理工系コーオプ教育プログラムの他学部への展開 | 情報理工学部 准教授 荻野 晃大 |
② | 文化学部の学びを深める読書体験共有システムの構築 | 文化学部 教授 中西 佳世子 |
③ | 就職支援の動機付けに基づく数理統計教育プログラムの開発 | 理学部 教授 矢野 裕子 |
④ | 科学の学びを通したキャリア形成 | 生命科学部 教授 加藤 啓子 |
⑤ | インターンシップ科目の学習到達度を学生目線で可視化する | 全学共通教育センター 准教授 小山 治 |
①理工系コーオプ教育プログラムの他学部への展開
【取組活動概要】※申請書抜粋
本取り組みでは、コンピュータ理工学部・先端情報学研究科を対象として過去3年間行なってきた「ものづくり」を通した専門技術の応用とキャリア形成を目的とするコーオプ教育プログラムを生命科学部・生命科学研究科に展開する。
具体的には、現教育プログラムをベースとした上で、生命科学部・生命科学研究科用に、実施時期や準備期間等をカスタマイズしつつ、両学部が相互に連携し、教育プログラムを改良していく仕組みづくりを行う。
【申請者】※申請書記載順
申請代表者 | 情報理工学部 准教授 荻野 晃大 |
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共同申請者 | 生命科学部 教授 木村 成介 共通教育推進機構(キャリア教育担当) 特定専門員 穂崎 良典 情報理工学部事務室 事務長 井澤 義浩 生命科学部事務室 事務長 井上 朋広 |
②文化学部の学びを深める読書体験共有システムの構築
【取組活動概要】※申請書抜粋
文化学部では2017年度よりゼミの学びを深める読書推進の取り組みとして、4年間で人文学関連の図書100冊読破を目指すブックマラソン事業を実施してきた。この事業の特徴は①文章に表現することで読書体験を個人の教養として定着させる。②読書体験を共有することで、人文学的教養に根差した対話力を涵養する。③ ①と②を推進する企画・運営を教員と学生の協働で行う。これにより、学部内に「読書文化」を醸成する。初年度は紙媒体のブックシート(書誌情報、レヴュー、評価などを記録)をゼミで提出する方法で始めたが、今年度はブックシートのデジタル化を行い、読書を介する交流の場作りをすすめ、教員・学生の協働チームによる読書推進イベントの企画・運営を継続する。この教育プログラム支援により、さらに活動を発展させ、教育効果測定を行い、読書体験共有システムとしてのブックマラソン事業の確立を図りたい。
【申請者】※申請書記載順
申請代表者 | 文化学部 教授 中西 佳世子 |
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共同申請者 | 文化学部 教授 鬼塚 哲郎 文化学部 教授 大平 睦美 文化学部 教授 井㞍 香代子 |
③就職支援の動機付けに基づく数理統計教育プログラムの開発
【取組活動概要】※申請書抜粋
統計教育の必要性が提言されて久しい中、より効果的な数理統計学の教育方法を探る。そのために、先ずは、実社会での数理統計学の活用実態に触れる機会を提供することによって学修の動機付けを図る。企業の方を招いた就職懇談会、及び社会で確率論・数理統計学を活用するOBOGを招いたOBOG懇談会を実施することで、確率論・数理統計学と実社会との結びつきが密接であることの実感を持つことにより、その学修への強い動機付けを行う。更に、数理統計教育の体系化のために、理学部数理科学科における確率論・数理統計学関連の授業の見直しを図り、特に演習形式の授業科目である「統計演習」を抜本的に改革する。以上の教育プログラムを通して、学生は学修意欲が強く刺激されると共に、卒業後の進路(特に就職やそのための活動)において明確なイメージを持つことができ、双方に積極的に取り組むことが期待される。
【申請者】※申請書記載順
申請代表者 | 理学部 教授 矢野 裕子 |
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共同申請者 | 理学部 准教授 粕谷 直彦 理学部 助教 伊藤 悠 理学部 教授 河北 秀世 理学部 教授 牛瀧 文宏 |
④科学の学びを通したキャリア形成
【取組活動概要】※申請書抜粋
技術革新とグローバル化により産業構造・社会構造が大きく変化する今日において、将来の予測はますます困難である。さらに,採用方法や働き方改革も始まり、専門分野の学びをどのようにして社会で活用するのかを理解できない学生が多い。そこで生命科学部は、「科学の学びをキャリアにつなげる」ためのサイエンスキャリアアップセミナーを開設する。このセミナーでは、「産・学・官」の2つ以上の分野で活動経験を持つ4名の講師、およびロールモデルとして卒業生3名を講師に招く。学生は教職員と共に講演を聴講し、さらに「科学の学びから得るリベラルアーツの力」「産・学・官で活躍できるキャリア形成」「グローバル社会に向けた英語力強化」等について、アクティブラーニングを行い、自らの学びの目的意識を醸成する。進路就職支援センターとの連携をはかり、教員のFD活動も行うことで、教職員が一体となって、社会で活躍する学生を育成する。
【申請者】※申請書記載順
申請代表者 | 生命科学部 教授 加藤 啓子 |
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共同申請者 | 生命科学部 教授 木村 成介 生命科学部 教授 中村 暢宏 生命科学部 教授 黒坂 光 生命科学部事務室 事務長 井上 朋広 進路・就職支援センター 事務職員 林 篤彦 |
⑤インターンシップ科目の学習到達度を学生目線で可視化する
【取組活動概要】※申請書抜粋
本活動の目的は、国内インターンシップ科目である「インターンシップ3」(IN3)の学習到達度を学生目線で可視化するにはどうすればいいのかという問いを明らかにすることである。 そのために、①他大学のインターンシップ好事例からのノウハウの吸収、②授業履修者に対する3時点にわたる質問紙調査による学習到達度(教育効果)の科学的な測定、③そこでのエビデンスに基づいた学習到達度の可視化ツールの開発と試行を行う。IN3は国内屈指の規模・内容を誇るインターンシップ科目であるにもかかわらず、その学習到達度を学生目線で可視化することは十分にできていない。そこで、まず、IN3の学習到達度を科学的に測定し、その可視化ツールを開発する。次に、履修者に対して学習到達度の振り返り会を開催し、学生が当該ツールを使って自身の学習到達度を客観的に把握できるように支援する(学生の進路探索行動を後押し)。
【申請者】※申請書記載順
申請代表者 | 全学共通教育センター 准教授 小山 治 |
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共同申請者 | 全学共通教育センター 教授 横森 匡弘 共通教育推進機構(キャリア教育担当) 事務職員 松本 翔伍 |
- お問い合わせ先
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京都産業大学 教育支援研究開発センター
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山 Tel.075-705-1729
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