外国語学部国際関係学科 国際関係学科がめざす融合

  • 人文科学と社会科学との「融合」
  • 国際関係に対する視点の「融合」
  • 学生の自主性と教員による指導との「融合」

人文科学と社会科学との「融合」

コミュニケーションの手段としての英語と専門としての国際関係との「融合」

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 国際関係学科は、コミュニケーションの手段としての人文科学の英語と専門としての社会科学の国際関係との「融合」を特色とします。専門としても文学・言語学といった人文科学を扱う英米語学科とは大きく異なります。この「融合」は、社会的な需要が多い、英語に堪能で国際社会の情勢に十分に対応できる人材、特に政治・法・経済といった社会科学に関する専門知識と英語力を修得した人材を育てるためには、必要不可欠となります。

具体的には、国際関係学科は、 1・ 2年次のインテンシブ(集中)授業や 2年次に全員が海外で語学研修と実地調査を行う「海外フィールド・リサーチ」を通じて、コミュニケーションの手段としての英語力の修得を目指すと同時に、 1年次から国際政治・国際法・国際経済といった専門の講義を通じて、社会科学に関する専門知識の修得を目指し、 2年次以降の社会科学の専門に関する英語の授業により、この「融合」の達成を目指します。

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国際関係に対する視点の「融合」

伝統的な国家からの視点と新しい個人からの視点との「融合」

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 国際社会で発生する様々な出来事は、伝統的に国家の視点から分析されてきましたが、最近は個人の視点からも分析されるようになっています。国際関係学科は、専門としての国際関係を修得するために、国家間の政治・法・経済といった伝統的な国家からの視点と国家の枠を超えた新しい個人からの視点との「融合」を特色とします。具体的には、国際政治・国際法・国際経済などに関する「国際関係科目」の講義は、国家からの視点を中心としたものとなり、開発・人権・環境・女性・NGO などに関する「トランスナショナル科目」の講義は、個人からの視点を中心としたものとなります。さらに、国際関係学科は、国際社会全体からの視点と特定の地域や国家からの視点との「融合」も特色とします。具体的に、北米、欧州、東アジア、中東などに関する「地域科目」の講義は、特定の地域や国家からの視点を中心にしたものとなります。

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学生の自主性と教員による指導との「融合」

学生の個人差を考慮した、自主性と指導との適切なバランス

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 大学では、高校までとは異なり、日頃の勉強から将来の進路の決定、大学生活一般に至るまで、広範囲にわたって学生の自主性が尊重されますが、この自主性の修得には、大学特に教員によるきめこまかな指導が、必要不可欠となります。国際関係学科は、大学さらには実社会でも要求される自主性とその自主性を育てるために必要不可欠な教員による指導との「融合」を特色とします。学生の個人差を考慮したうえで、自主性と指導との適切なバランスに配慮して、指導を行います。具体的には、国際関係学科は、 1・ 2年次の一部の授業に、 1人の教員が15人位の学生を担当する少人数制を導入して、国際関係に関する基礎知識の勉強から日本語の勉強、大学生活一般に至るまで、きめこまかな指導を行い、学生の自主性を育てます。また、 3年次以降も、 1人の教員が最多でも25人位の学生を担当する「演習」を通じて、きめこまかな指導を継続します。

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