コンピュータ理工学部 インテリジェントシステム学科

コンピュータ環境をもっと人に快適に。脳科学にも踏み込んで情報処理の世界を学ぶ。

  • インテリジェントシステム学科の特色
  • インテリジェントシステム学科で学べること
  • インテリジェントシステム学科の展望

インテリジェントシステム学科の特色

人間中心の視点で教育を行う

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 今あるコンピュータやソフトウェアが、人にとって本当に使い易く、利用することに意義があるものなのか評価・判断することは重要です。インテリジェントシステム学科の特色は、コンピュータ技術と通信技術、加えてそこで処理される情報について、人間中心の視点で教育を行う点にあります。このために、人を直接対象とする脳科学や生理学、心理学や認知科学、また、人の外界を対象とするユビキタスやヒューマンインタフェース、「使いやすさ」や「わかりやすさ」の評価技術などを扱います。

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インテリジェントシステム学科で学べること

未来社会も含めたコンピュータシステムの分析・設計・開発・評価するためのスキル習得を行う

写真 コンピュータやソフトウェアが、人にとって本当に使い易く、利用することに意義があるものなのか評価・判断するため、コンピュータ技術と通信技術、加えてそこで処理される様々な情報について学びます。コンピュータの性能向上やネットワークの高速化、マルチメディア技術の発展などによって、よりリアルな表現や新たな情報表現の方法が発展してくると、それらが人に与える影響も気にする必要が出てくると言えます。さらに、mixiに代表されるソーシャルネットワークサービスや、 second life のようなオンライン社会生活のシステ ムは、人どうしのコミュニケーションの形や在り方の概念を変える可能性があります。このような将来のコミュニケーションについても考えます。

 インテリジェントシステム学科では、人間に関する学問分野についても学ぶことができます。例えば、脳科学や生理学、心理学や認知科学などがそれにあたります。これらの知識を「人間中心の情報通信技術」という観点で活かして、問題解決や新たな社会の枠組みへ貢献する人材を育てることに力点を置いています。

 さらに、近い将来、人の周りにコンピュータ機器やネットワークが見えない形で遍在して自由に利用できる「ユビキタス・コンピューティング」社会が実現すると考えられます。また、知的に振る舞うロボットと共に生活する社会も考えられるでしょう。他には Second Lifeをもっと発展させたようなネットワーク上の社会等も考えられます。これらのような「新たな社会の枠組み」では、コンピュータの存在は今以上に人の生活基盤や社会基盤として活用されるものになり、より「人が使う」という観点で考える必要が出てくるでしょう。インテリジェントシステム学科は、人間中心のものの考え方を学び、未来社会も含めたコンピュータシステムの分析・設計・開発・評価するためのスキル習得を行う学科です。

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インテリジェントシステム学科の展望

近い未来の「新たな社会の枠組み」へ貢献できる人材を育成

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 近い未来の「新たな社会の枠組み」へ貢献できる人材を育成するために、人中心のものの考え方を学び、「人間中心の情報通信技術」という観点を持った問題解決能力を育成するとともに、人中心のものの考え方を学び、未来社会も含めたコンピュータシステムの分析・設計・開発・評価ができる人材育成を目指していきます。

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