コンピュータ理工学部 ネットワークメディア学科

可能性に満ちたネットワークの未来。そのフロンティアを開拓する実践的なしからを養う。

  • ネットワークメディア学科の特色
  • ネットワークメディア学科で学べること
  • ネットワークメディア学科の展望

ネットワークメディア学科の特色

コンピュータネットワークを様々に応用したシステム構築能力を養成

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 近年、インターネットに代表されるコンピュータネットワークの急速な進歩と発展は、社会環境を劇的に変化させてきています。例えばApple iPodに代表される携帯音楽プレーヤ分野では、音楽販売形態が従来のCDパッケージからインターネットを活用したオンライン販売へと極めて急速に変化しつつあります。

 このように、コンピュータネットワークは我々の生活に欠かせない重要な社会基盤となりつつあるばかりでなく、それを活用した様々な新しいビジネスを次々に生み出し、それにより社会を劇的に変革させてゆく存在であると期待されているのです。

 今後の情報システムはネットワーク型アプリケーションとして構築される事が普通になりますから、それらのシステムを構築・運用して企業活動など様々な分野に活用するためには、コンピュータの動作原理や基本手法、或いは、ネットワーク技術に関する基本概念の理解に加えて、それらを総合的に組み合わせて応用出来る高いシステム開発能力を有することが要求されます。ネットワークメディア学科では、コンピュータネットワークを様々に応用したシステムを構築できる能力を備えた人材の養成に力点を置いています。

 また、インターネットによる音楽配信、映画視聴サービス、オンラインゲームなど、いわゆるエンタテイメントやマルチメディア関連の産業分野における情報流通基盤として、ネットワークは積極的に活用されて始めており、その潜在的な成長性可能性は極めて期待できるものがあります。そのため、今後のネットワーク関連情報技術者においては、コンピュータグラフィックスや画像処理、或いは、映像符号化や圧縮方式など、マルチメディア周辺技術も合わせて精通していることが強く望まれるようになるでしょう。ネットワークメディア学科では、今後のネットワーク系エンタテイメント産業の成長を見据え、それらの分野に求められるスキルの修得も目指します。

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ネットワークメディア学科で学べること

単なる知識習得だけでなく、「動くシステム」を構築できるスキル

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 ネットワークメディア学科では、コンピュータのハードウェア・ソフトウェアの基本知識に加えて、インターネットや企業内LANなどコンピュータネットワークに関連した基本知識と、ネットワーク応用システムに必要な周辺技術を十分に習得した人材を養成することを意図したカリキュラムを用意しています。また、単なる知識習得だけでなく、たとえ小規模であっても「動くシステム」を構築できるスキルを身に付けさせる事を目指しています。具体的には、以下のような項目を中心に学習します。

ネットワーク系情報技術者に欠かせない基礎概念
コンピュータの動作原理、情報表現、基本手法、情報ネットワーク技術

インターネット応用分野
マルチメディア系ネットワーク応用システム、映像音声を取り扱うための技術、WWWを基盤としたネットワーク型情報システム、構造化電子文書、情報セキュリティ

ネットワーク応用を目指したプログラミング
より高水準なプログラミングスキル、Java言語によるネットワークアプリケーション、マルチメディアアプリケーション、Webアプリケーション

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ネットワークメディア学科の展望

拡大しつづける社会的需要に応える人材を育成

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 近年のコンピュータ分野の急速な発展とは、コンピュータネットワークの発展と普及であると言っても過言ではないでしょう。ほんの10数年程前では、現在のように携帯電話が普及して電子メールやWebなど様々なネットワークサービスを利用できる端末として使えるようになるとは、想像も出来ませんでした。今後、コンピュータネットワークがどのように発展してゆくのか想像するのは難しいですが、恐らく、携帯電話やパソコンを含むありとあらゆるコンピュータデバイスがネットワーク接続されるようになり、それを前提とした新しい応用方法や産業が生まれてくるであろう事だけは予想できます。従って、今後、公衆無線LAN網の整備などコンピュータネットワークが社会基盤として整備されるに従い、コンピュータネットワーク関連の技術者、或いは、ネットワークを応用した様々なシステムを構築できる技術者に対する社会的需要は順調に拡大するでしょう。我々は、そのような需要に応えられる人材を育成して社会に送り出したいと考えており、ネットワークメディア学科が提供するカリキュラムを修得した卒業生は次のような分野で活躍されるものと期待しています。

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