外国語学部国際関係学科 地域科目

  • 地域科目とは?
  • 地域科目と他学科の連携・相乗効果
  • 地域科目で具体的に何を学べるのか?

地域科目とは?

世界のさまざまな地域を重層的に学びます。

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 国際関係を学ぶには、地域に対する理解も重要です。今日の国際社会においては、単に言語を使えるだけでなく、本質的で内容のある議論ができることが求められています。つまり、世界の諸地域の政治・経済・歴史・文化などをふまえた上で討論できないと、相手にメッセージが伝わらないのです。
 グローバル化と地域主義が同時に進むこれからの国際社会を生き抜くには、世界のさまざまな地域を重層的に学ぶことによって各地域の諸側面を比較できる素養を身につける必要があります。と同時に、国際人であるには日本人としてのアイデンティティーを常に自覚することが不可欠です。そのためにも、地域科目は多様な視点を提供してくれます。地域の国際比較を通じて、日本が国際社会においてどういう位置にあるのか、はっきりと理解できるようになるのです。日本とある一国だけではなく、さまざまな地域を学ぶことを通じて、国際社会の全体像がより立体的に見えてくることでしょう。

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地域科目と他学科の連携・相乗効果

語学力の向上や文学についての学びをさらに深める他学科連携

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 地域科目は、主に語学や文学を学ぶ言語系5学科4専修と国際関係学科の連携が最も密接な分野でもあります。たとえば、言語系の学生であれば、語学のスキルを高めながら、国際関係科目の中の地域科目である北米論、中南米論、ヨーロッパ論、ロシア論、東アジア論などを学ぶことを通じて、生きた言語や文学が誕生した土壌、歴史的・文化的背景などを知ることができます。一方、国際関係学科の学生であれば、国際関係学科の地域科目を受講するなかで、語学力の向上や文学についての素養を身につける必要性を自覚し、言語系科目を受講することができるのです。

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地域科目で具体的に何を学べるのか?

専門家が地域研究に関する授業を担当します。

写真 たとえば、北米論であれば、建国から21世紀に至るまでのアメリカ外交の歴史や、ペリー来航から今日に至るまでの日米の外交史について深く学ぶことができます。また、EU論では、EUの歴史的発展や今日的課題、および今後の展望について、政治・経済・歴史・社会といった多角的視点をもった、複数の教員による講義が提供されます。

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