■献血に積極的な協力を‘学生健保’部員、献血を呼びかけ

2005.04.12

学生健康保険互助制度(※)をサポートする課外活動クラブ「学生健康保険部会」は、第1回学内献血(京都赤十字血液センター協力)を4月7・8日、神山ホール前で実施。2日間で約170人が献血に協力した。献血車前では部員が揃いのジャンパーや着ぐるみ姿で案内板を持ち「A型とO型の血液が不足しています。献血にご協力お願いします」と学生らに協力を呼びかけた。

厚生労働大臣は8日、都道府県や学校・企業へ「献血に積極的な参加を」呼びかける‘緊急アピール’を出した。これは、英国等への滞在歴がある患者から変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)が国内で初めて発生。過去に英国に滞在したことがある方への献血制限が出され、輸血用血液の不足が出始めたことによるもの。さらに京都市内には大学付属病院があり、移植手術も行われるなど、血液の需要が多いという背景もある。

受付を担当した部員の村田智早(むらた ちはや・法学部2年次生)さんは「深刻な血液不足を知った学生がたくさん協力してくれて嬉しい」と話した。

献血会場にはNHK京都放送局が取材に訪れ、午後6時10分からの「ニュース610 京いちにち」(NHK総合テレビUHFチャンネル)で放送された。

(※) 学生健康保険互助会制度は、学生の相互扶助により、医療費の負担を軽減し、健康の保持・増進を図り、学生生活を有意義に送られるように会費を出し合い、次のことを実施・運営している。
1.医療費給付 在学中に病気やケガをした場合に、保険医療機関での保険診療に要した医療費の自己負担額を給付する。
2.厚生宿泊施設利用補助互助会と協定している宿泊施設を利用した場合に、宿泊費に対して補助金を給付する 。
3.救急箱の貸出し。
血液不足の現状と献血協力を知らせる‘学生健保’部員
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