■日本広告学会第32回全国大会

2001.11.10

 11月10日・11日の両日、 日本広告学会第32回全国大会が神山ホールで開かれ、 約270人が出席した。
 日本広告学会は、 広告についての理論的、 実証的研究を目的として設立された。 今回は、 「間接から直接の時代—21世紀の広告の課題と方向—」 がテーマ。 日本広告学会会長の亀井昭宏 (かめい あきひろ) 早稲田大学教授が挨拶したあと、 「2001年の提言」 をテーマにして3人のパネリストが広告主のあり方、 広告産業の課題やこれからの方向性、 さらに日本広告学会の果たすべき役割について提言した。
 シンポジウムは、 「間接から直接の時代—21世紀の広告の課題と方向—」 のテーマで活発な意見交換があった。
 特別講演 「最適化社会に向けて」 のほか、 「研究プロジェクト報告」、 「会員総会」 と盛り沢山のプログラムだった。 2日目の午前中は、 分科会A 「アカウント・プランニング」、 分科会B 「戦略的広告・広報」、 自由論題1 「消費者行動と広告効果」 に分かれ、 報告会が行われた。 午後は、 分科会C 「マチュア (成熟) 世代への対応」、 自由論題2 「広告環境への対応」、 自由論題3 「広告文化とマーケティング」 に分かれ討議が行われた。
 運営委員長の市川貢本学経営学部教授は、 「今年から各分科会を取り入れ、 10号館の情報処理教室を会場にしてホームページ・パワーポイントを用いた報告会を催した。 全国から参加した大学関係者からも大変好評。 本学をアピールすることもでき満足」 と感想を述べた。
本学をアピールした広告学会