今週の学長のことば(2009年3月・4月)

 

2009年4月27日

本番を前にして

試験や面接の本番で、うまくこなそうと欲を出すと、緊張する。本番では、結果を気にせずに、「俎板のうえの鯉」。平素にやるべき最善を尽くし、本番では開き直りの一手のみ。ありのままで良いと、腹をくくると落ちつける。

 

2009年4月20日

ひらめきや運も大切だが、いちばん大事なのは根気

学習の根気もウォーキングと同じこと。習慣化されるまでが、我慢のしどころ。ひとたび習慣化されると、さぼった日には、気分が落ち着かない。

 

2009年4月13日

得意なこと、興味あることに打ちこめば良い

現在の世の中は、何でもそろっているとか、何でも平均してできることをありがたがる風潮がある。何でもそろっているスーパーやコンビニより、京都では個人の専門店の個性や風格を大切にする。大切にしたい。

 

2009年4月6日

竹のようなしなやかな強さを

若い頃はアンテナが敏感で、感じ取ったものを悩みや苦しみの種にする。風雪に耐え、折れそうで折れない竹のようなしなやかな心の強さをつちかいたい。

 

2009年3月30日

天翔る

「天翔る」は、本学の学歌の歌詞。在学中に育んだ「あまかける」希望や志は、すぐに実らなくても、地下茎となって、いつの日にか芽を吹き、枝葉を延ばし、そして蕾を膨らませて開花します。大きく大輪の花を咲かせてください。

 

2009年3月23日

神山スピリットを胸に

何が起こるかわからないのが人生。何度か大きな岐路、選択の場面に直面するでしょう。神様ではないので、結果がわからずして選択する。大事なことは、選択した以上は、後ろを振り向かずに、不屈の「神山スピリット」を発揮して、ひたむきに奮闘することです。

 

2009年3月16日

這い上がれ!若獅子たちよ

獅子は千尋の谷底に我が子を突き落とす。這い上がってこいと切に祈りながら。いつまでも親に傘を差しかけてもらえるわけではない。親離れ子離れ。

 

2009年3月9日

家族を愛し、自国の文化を愛せよ

家族を愛することのできない人間には、地域を大切にできないし、自国の文化を愛することのできない人間には、世界平和、人類の幸福を語る資格はない。建学の精神。

 

2009年3月2日

思いは叶う

能力も性格も、開拓しないままで終わらせてはいけません。能力を引き出すには、限界を引かずに、チャレンジしてみることです。いかなる難事業も、絶対にやり遂げるの強い思いがあれば成就する。