今週の学長のことば(2008年05月・06)

 

2008年6月23日

気分を変えることも必要

食前と食後とでは気分がちがう。哀しいとき、悩ましいときには、まず、茶漬けを一杯食べてみる。

 

2008年6月16日

大輪の花を咲かせよう

花とおなじく、人の開花も時期は様々だ。早く咲いても、咲き続ける花は珍しい。いまの教育の問題は、偏差値の名のもとに、あたかも花が咲き続けるかのような誤解を持たせていること。遅咲きでも大輪の花は咲く。

 

2008年6月9日

時間はこころを癒してくれる

どんなに厳しく耐えがたき日々も、後年、振り返ってみれば、懐かしささえ誘う。この現在も、やがて「過ぎ去ればすべて懐かしい日々」(永瀬清子)となる。いずれは「懐かしい日々」と仮想する発想も、心の杖となる。

 

2008年6月2日

思いはかなう

強く抱いた思いや願いは、地下茎となって、いつの日にか芽を吹き、枝葉を延ばし、そして蕾を膨らませて開花する。強い思いを。

 

2008年5月26日

人生の真理にまで耳を閉ざしてはいけない

若くて鋭敏な耳は、聞き覚えのある言葉を月並みのお説教として、拒否しがちであるが、そこに含まれている人生の真理にまで耳を閉ざしてはいけない。

 

2008年5月19日

カラ元気も元気のうち

カラ元気も元気のうち。いずれ本物になる。姿や形に魂が入るということもある。背筋を伸ばして胸を張れ。自分を鼓舞するには、虚勢を張ることも必要だ。

 

2008年5月12日

有言実行の決意を持とう

仲間を信じ、自分を信じる。自信は、自分の力を信じること。謙虚であることは美徳であるが、怠惰の口実や隠れみのにもなる。大言壮語は法螺吹き大王の異名であるが、有言実行の決意のうえなら、自分への勇気ある叱咤だ。

 

2008年5月5日

まず好きになろう

苦手だなと思ったら、敬遠する前に、まず好きになろうと努めること。人間関係のもつれも、自分の心の持ちようひとつで、ほぐれてゆくことがある。