今週の学長のことば(2008年09月・10月)

 

2008年10月27日

夢は一歩ずつ、少しずつ、大きく膨らませてゆくものです

頭を垂れて誇りを胸に。魂まで深くお辞儀することはないが、愛想よくするに越したことはない。高邁な志は胸に秘め、具体的な目標は足元から一歩ずつ、少しずつ。

 

2008年10月6日

一面的な価値基準で判断してはならぬ

見る立場や角度によって風景は変わる。風評や噂は得てしてひとつの角度から眺めた風景である。自分の思い込みや一面的な価値基準だけで判断してはならぬ。

 

2008年9月29日

ピンチの時にこそ、真価が問われる

人生に躓きはつきものだが、ピンチの時、疲れた時にこそ、人としての真価が問われる。人前であくびが出たら、たるんでいると、自己診断できる。

 

2008年9月22日

運鈍根が成功の秘訣だ

学力だけの秀才に創造的な仕事はなしえない、とは学祖の言葉。目先が利く秀才は、断念も早い。運鈍根が成功の秘訣。神山スピリットは「鈍」と「根」。そのうえ、神山の「幸運」の女神まで見守っている。

 

2008年9月15日

京都産業大学は未来を切り開く果敢な「創新」の気概

「温故創新」の創新は、日本語としては造語に属するが、れっきとした中国語。ふるき歴史や伝統を踏まえつつ、鋭敏なアンテナで時代や社会の先端の課題を感受して、果敢に取り組むことが本学の使命である。

 

2008年9月8日

社会の課題に敏感でなければならない

社会の負託に応え、先端の課題に取り組む大学。本学の建学の理念である産学協同は、広い意味では、社会貢献である。

 

2008年9月1日

笑いを誘うセンスに誇りを持とう

笑われるのと、笑わせるのとは違う。人を笑わせ、周囲をなごませるサービス精神は、立派な倫理的振る舞いである。笑いは京産大の元気あふれる伝統文化である。