未来の挑戦者たちへ

太陽系天文学研究の第一人者

まだ誰も知らない
宇宙の真実を
追い続ける。

  • 太陽系天文学
  • 惑星科学
  • 天文考古学
神山宇宙科学研究所
渡部 潤一 教授

流れ星の謎から、
宇宙の歴史を読み解く。

私の研究テーマは、流れ星やその親天体である彗星の観測です。夜空に一瞬だけ輝く流れ星は、ただの天体現象ではありません。その軌跡には、太陽系が誕生した頃から受け継がれてきた歴史が刻まれています。私が天文学に興味を持ったきっかけは、小学生の頃に期待していた流星群がまったく現れなかったことでした。予報は大外れ。

しかし、その「なぜ見えなかったのか」という疑問が、私を研究の世界へ導きました。自分の目で見た現象であっても、その裏側にはまだ誰も知らない真実が隠れている。そう気づいた瞬間、宇宙の謎を解き明かす面白さに夢中になったのです。

私の研究テーマは、流れ星やその親天体である彗星の観測です。夜空に一瞬だけ輝く流れ星は、ただの天体現象ではありません。その軌跡には、太陽系が誕生した頃から受け継がれてきた歴史が刻まれています。私が天文学に興味を持ったきっかけは、小学生の頃に期待していた流星群がまったく現れなかったことでした。予報は大外れ。しかし、その「なぜ見えなかったのか」という疑問が、私を研究の世界へ導きました。自分の目で見た現象であっても、その裏側にはまだ誰も知らない真実が隠れている。そう気づいた瞬間、宇宙の謎を解き明かす面白さに夢中になったのです。

300年前の記録が、
新たな発見につながる。

研究の面白さは、時間を超えて真実にたどり着けることです。1994年、シューメーカー・レビー第9彗星が木星に衝突する歴史的な現象が起こり、巨大な黒い衝突痕が残りました。世界中の研究者が予測を行っていましたが、この衝突痕ができることは予想外の出来事でした。調査を進める中で、17世紀の天文学者カッシーニが残した木星のスケッチに、同じような黒い斑点の記録を発見しました。

当時は誰も理由が分からなかった現象です。しかし300年後の私たちが、それが木星への天体衝突だった可能性を明らかにしたのです。研究者の一生は限られています。だからこそ、解明できたことは記録として残し、解けなかった謎は次の世代へ託していく。それが科学を発展させるために欠かせない役割だと考えています。

研究の面白さは、時間を超えて真実にたどり着けることです。1994年、シューメーカー・レビー第9彗星が木星に衝突する歴史的な現象が起こり、巨大な黒い衝突痕が残りました。世界中の研究者が予測を行っていましたが、この衝突痕ができることは予想外の出来事でした。調査を進める中で、17世紀の天文学者カッシーニが残した木星のスケッチに、同じような黒い斑点の記録を発見しました。当時は誰も理由が分からなかった現象です。しかし300年後の私たちが、それが木星への天体衝突だった可能性を明らかにしたのです。研究者の一生は限られています。だからこそ、解明できたことは記録として残し、解けなかった謎は次の世代へ託していく。それが科学を発展させるために欠かせない役割だと考えています。

小さな望遠鏡でも、
世界を驚かせる研究はできる。

天文学というと巨大な望遠鏡を想像するかもしれません。しかし、最先端の研究は必ずしも大規模な設備だけで生まれるわけではありません。長期間にわたる観測や、突発的な天体現象への迅速な対応など、小さな望遠鏡だからこそ発見できる場合があります。実際に私たちは比較的小規模な望遠鏡を活用しながら、世界的にも注目される成果を発表してきました。

重要なのは設備の大きさではなく、「何を見ようとしているか」という発想です。誰も注目していない場所に目を向けることで、新しい発見が生まれます。研究とは、限られた条件の中で工夫を重ねながら未知へ挑戦する営みなのです。

天文学というと巨大な望遠鏡を想像するかもしれません。しかし、最先端の研究は必ずしも大規模な設備だけで生まれるわけではありません。長期間にわたる観測や、突発的な天体現象への迅速な対応など、小さな望遠鏡だからこそ発見できる場合があります。実際に私たちは比較的小規模な望遠鏡を活用しながら、世界的にも注目される成果を発表してきました。重要なのは設備の大きさではなく、「何を見ようとしているか」という発想です。誰も注目していない場所に目を向けることで、新しい発見が生まれます。研究とは、限られた条件の中で工夫を重ねながら未知へ挑戦する営みなのです。

京都産業大学の望遠鏡は、
宇宙への最前線。

京都産業大学には、キャンパス内に本格的な天体観測施設があります。大学構内でこれほど充実した光学望遠鏡を運用している例は全国的にも珍しく、その口径は日本の私立大学でも最大。学生が実際の研究環境に触れられることが大きな特長です。さらに、本学には観測装置を開発する研究者も多く在籍しています。

世界最高水準の性能を持つ分光器の開発にも取り組んでおり、その技術は海外の大型望遠鏡でも活用されています。熱意を持って取り組む学生には、望遠鏡を使った研究に挑戦できる機会も数多くあります。京都産業大学は、宇宙を学びたい人にとって最高のスタート地点の一つだと思います。

京都産業大学には、キャンパス内に本格的な天体観測施設があります。大学構内でこれほど充実した光学望遠鏡を運用している例は全国的にも珍しく、その口径は日本の私立大学でも最大。学生が実際の研究環境に触れられることが大きな特長です。さらに、本学には観測装置を開発する研究者も多く在籍しています。世界最高水準の性能を持つ分光器の開発にも取り組んでおり、その技術は海外の大型望遠鏡でも活用されています。熱意を持って取り組む学生には、望遠鏡を使った研究に挑戦できる機会も数多くあります。京都産業大学は、宇宙を学びたい人にとって最高のスタート地点の一つだと思います。