はるか原始の昔から、ヒトは周囲の環境に対し適応を続けてきました。当初は、病や怪我からの復調を第一とする「養生」が主な目的でしたが、ヒトの身体は適応を続け、次第に「養生」を超えた「健康」という目的へ変化していきました。さらに現在では「長寿」すら超え、「健康長寿」というより高い目的へ。ヒトの適応能力の、さらなる挑戦が始まっています。また、優れたパフォーマンスが見る人を感動させ、人と人、地域と地域をつなげます。ヒトの身体にはさまざまな可能性が潜んでいるのです。
健康スポーツ社会学では、ヒトの身体機能のさまざまな側面を理論的に理解しながら、それが影響を及ぼす人間や社会について深く考察。健康スポーツを通じて健康で豊かに生きるため、個人の暮らし、人が集うイベント、人々が支え合うコミュニティなど、さまざまなエリアへアプローチします。
スポーツの本質とは? 現代における意義とは?
スポーツは原始古代の”遊び”から生まれ たともいわれるほど、本来自由な概念で す。自由にその意義を考えていきます。
一緒に試そう。 試しながら考えよう。
例えば新たなスポーツを考えるときなら、 さまざまな人と試してみるのが得策。 発想も思考もこうして広がります。
スポーツで社会を変える。
新たなスポーツや環境づくりを考えついたら、 行動あるのみ。日々の行動や仕組みづくりで、 一人ひとりの心身にアプローチしよう。