研究者紹介 (5) 千葉志信教授

この記事では、本プロジェクトを主導する主な研究者の詳しいプロフィール(お人柄や実績を含む)をご紹介します。

研究者を志した理由

大学時代に卒業研究のための研究に触れて以来、その魅力の虜になりました。いつまでも研究を続けていたいという単純な気持ちで大学院に進学することを決め、そのまま今に至っています。ちょっとしたことでも、何か新しいことを見つけたときには、自分だけが知っている生命の秘密を独り占めしたような、とても贅沢な気分になります。研究者だけが味わえる幸せの瞬間だと思います。
より多くの学生さんたちに、探求の素晴らしさを味わって欲しいと日々願っています。

論文掲載

タンパク質の細胞膜への組込みに関する研究の成果はNature誌に掲載されました。また、タンパク質の合成に関する研究成果は、Molecular Cell誌に、海外の研究チームと行った国際共同研究の成果はNature Communications誌に、それぞれ掲載されました。

学外活動

ひらめき☆ときめきサイエンスや高大接続授業などで、高校生を対象とした模擬実験を行うことがあります。機会があれば是非参加してみてください。

高校生・保護者の皆様へメッセージ

例えば、私たちは日々、食べ物からエネルギーを獲得し、筋肉を動かし、脳を働かせ、考えたり、見たり、聞いたり、感じたりしながら生きています。これらの様々な生命活動は、私たちの身体の中で、個性豊かなタンパク質たちが「酵素」として働くことで営まれています。私は、タンパク質の成り立ちを研究することで、生命の仕組みを理解することを目指しています。とても重要な研究テーマだと思っています。
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