【文化学部】2022年度「文化学部海外異文化研修」に向けて留学生と交流

2022.06.13

文化学部独自の派遣留学プログラム「文化学部海外異文化研修」に向けて、「留学事前指導」科目が開講されています。2022年度秋学期(9~12月の3ヵ月間)にカナダのトンプソン・リバーズ大学へ留学予定の学生17人が履修しており、留学にあたっての心構えや意識の向上を目的として、日本文化を英語で話せるようプレゼンテーションを行ったり、カナダの文化や歴史を学んだりと時間をかけて準備を行います。

(学生ライター 外国語学部4年次 瀬戸 うた)


今回の授業では、韓国(2人)、チェコ(1人)、中国(2人)、台湾(1人)からの交換留学生6人を迎えて交流が行われました。まずは自己紹介から始まり、その後お互いの出身地や特産物などについて質問しました。交換留学生たちは、日本に留学を決めた理由やきっかけについて、「以前日本を観光した時、日本文化に興味を持ったこと」「旅行をきっかけに日本語を勉強したい、生活したいと思うようになり留学を決めた」などと話していました。日本での苦労を問われると「学んだ日本語と違うことがある、関西弁が分からない!」という、京都の大学に留学する学生ならではの悩みも聞かれました。

iPadで写真をみせながら会話する学生
終始和やかな雰囲気で交流する学生たち

参加した学生は留学に関する質問を皮切りに、日本に住んで感じることや日本の好きなところなど留学生から見る日本の印象を尋ねていました。また食文化の違いを知って驚きの声を上げている学生も見られました。授業を担当している文化学部国際文化学科のヒューバート ラッセル ポール准教授は、「コロナ禍の影響で受け入れられなかった留学生も今年度から増えてきた。今後、キャンパス内でもこのようにインターナショナルな交流ができるようになってほしい」と話されました。


留学事前指導の一環として行われた今回の留学生との交流は、学生にとって留学への意識を高めるだけでなく、異文化コミュニケーションを学ぶ良い機会になったと思います。春学期期間中に時間をかけて準備できるため、初めて留学する学生も安心して挑戦できる環境が整っていると感じました。

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