内定者の先輩・人事担当経験者が語る!
就活を進める上でのポイントとは?

2021.10.20

2021年10月6日(水)に国際関係学部の3年次生を対象に「内定者が語る!就活体験談」と題した就職支援のイベントが行われました。開設3年目の国際関係学部は、1期生である3年次生の就職支援に力を入れており、今回のイベントは学部が主催する「就活の進め方講座」の第2弾となります。イベントでは、内定者と進路・就職支援センターのスタッフが、これから就職活動を進める3年次生に対して自らの経験をふまえてアドバイスを行いました。
(学生ライター 現代社会学部3年次 岡田 和佳奈)
真剣なまなざしでメモをとり先輩の話を聞く3年次生
内定者の外国語学部国際関係学科4年次生 田近 祐馬(たちか ゆうま)さんと西村 凛太郎(にしむら りんたろう)さん、進路・就職支援センターのキャリアアドバイザーであり、企業の採用担当経験者である松本氏が登壇され、それぞれの視点から就職活動に取り組むにあたってのポイントやアドバイスについて話をされました。
最初に、内定者である田近さんと西村さんから、基本的な就職活動の手順や自己分析の方法、筆記試験や面接の具体的な対策方法などについて、自身の体験をふまえたアドバイスを混じえて詳しく紹介されました。
「自己分析を怠って面接で話す内容の中身が薄くなってしまわないよう、しっかりと時間をかけて自己分析に取り組んでほしい(西村さん)」「背伸びはせずに正直に自分を見つめ直すことで、自分なりの『就活の軸』を見つけ、説明していくことが何より大切(田近さん)」「他者からの評価はとても参考になる(お二人)」など、実感が込もったアドバイスが印象的でした。
自身の体験談を話す田近さん(右)と西村さん(左)
お二人の話を聞く参加者 真剣な様子
質問タイムでは、2人が内定先の企業を選んだ経緯や就職活動の軸について、また就職活動で大変だったことなど、具体的な事例を基にアドバイスされました。就職活動の進め方や大変さをリアルに実感することができ、参加者も真剣に聞き入っていました。
次に、松本氏から採用担当者が重視するポイントについて話をされました。松本氏は、ご自身の経験やいろいろな企業の人事担当に確認し、企業が採用したくなる人の特徴として「自己分析がしっかりできている」「業界や企業について深く研究できている」「完結で的確な表現ができる」の3つを挙げられました。それらを身に付けるための方法や一次面接から最終面接までの面接の特徴や企業の視点について、詳しくレクチャーされました。
その他にも「就職活動は立ち止まってしまったらダメ」「終わってみれば、やりきったなと思えるのが就職活動」など、就職活動に対するモチベーションを保つことのできるような言葉を掛けられていたことが印象的でした。
業界研究の方法について話す松本氏
取材中、参加した学生と一緒に話を聞いていて感じたことは、このイベントは国際関係学部の学生に限らず、全ての学生の役に立つ就職活動のノウハウがたくさん詰まった内容だということです。私自身も、今回のセミナーで教えていただいたアドバイスや準備・対策方法などを永久保存版にして、進路・就職支援センターを活用しながら、就職活動を進めていきたいと思います。
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