KRP-WEEK2015 京都産業大学 神山天文台 「神山天文台における装置開発と人材育成:補償光学装置の開発事例」開催

2015.07.31

京都産業大学神山天文台は、京都リサーチパーク株式会社主催の「イノベーションの創出と交流の場づくり」をテーマに開催する地区のイベント週間KRP-WEEK2015において、8月7日(金)、講演会「神山天文台における装置開発と人材育成:補償光学装置の開発事例」を開催します。神山天文台 藤代 尚文専門員が講師となり、補償光学装置の開発を例に神山天文台における取り組みをご紹介いたします。

 京都産業大学神山天文台は、創設者であり宇宙物理学・天文学者であった荒木俊馬博士にちなみ「荒木望遠鏡」と命名された、国内私立大学では最大の口径1.3mを誇る天体望遠鏡を設置しています。
 神山天文台では、専門スタッフや学外企業の研究員と学生が協働して天体観測装置開発を行っており、卒業後にものづくりの即戦力となる人材を育成しています。また、天体観望会、天文学講座、施設見学など年間を通して広く地域の方に宇宙に触れる機会を提供し、そこでも学生が主体的に活動をしています。
 2016年度には本学理学部に「宇宙物理・気象学科」が新設される予定であり、神山天文台では天体観測装置開発を通じた高度技術者の育成を、今後も更に進めていきます。本講演では、補償光学装置の開発を例に、神山天文台における取り組みを紹介します。

★補償光学装置とは
 波面センサーと可変形鏡を高速で制御することにより、大気ゆらぎによる星像の劣化を改善させるための装置。神山天文台では、従来の反射光学系を利用した補償光学装置よりも小型かつ安価であることを目指し、日々研究・開発している。

リリース日:2015-07-31

開催日時2015年8月7日(金) 13:30~14:30
講  師藤代 尚文  京都産業大学 神山天文台 専門員
場  所京都リサーチパーク株式会社 西地区 4号館2階Room1
参 加 費無 料・予約不要
主  催京都産業大学
協  力京都リサーチパーク株式会社
問い合わせ先京都産業大学 神山天文台
TEL:075-705-3001/FAX:075-705-3002
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