【生命科学部】バイオフォーラムを開催しました!(9月10日13:30~)
2024.10.11
2024年9月10日(火)に生命科学部バイオフォーラムを開催しました。
今回は、Warwick 大学医学部・教授のKaruna Sampath先生をお迎えし、「生殖細胞の発生の秘密を探る—ゼブラフィッシュを用いた研究」の演題で、ご講演いただきました。
Sampath先生はゼブラフィッシュ初期胚を用いて、体軸形成および生殖細胞発生のメカニズムを長年研究されています。今回は特に、未受精卵から植物極に局在する生殖細胞質(germ plasm)の分子的性状に迫る興味深い成果を紹介されました。生殖細胞質は将来生殖細胞となる細胞に取り込まれるタンパク質とRNAの複合体ですが、その分子実態は長い間謎に包まれてきました。ゼブラフィッシュの各種変異体から明らかになった分子(RNA結合・翻訳制御因子など)、イメージングによるそれら分子の動態、および様々なアプローチによる役割の解明、などエキサイティングな内容でした。
当日は大学生、学部生も含めて約30名の参加があり、講演後の活発な質疑応答を通して、生殖細胞への分化を制御する巧妙なメカニズムの一端を理解することができました。
今回は、Warwick 大学医学部・教授のKaruna Sampath先生をお迎えし、「生殖細胞の発生の秘密を探る—ゼブラフィッシュを用いた研究」の演題で、ご講演いただきました。
Sampath先生はゼブラフィッシュ初期胚を用いて、体軸形成および生殖細胞発生のメカニズムを長年研究されています。今回は特に、未受精卵から植物極に局在する生殖細胞質(germ plasm)の分子的性状に迫る興味深い成果を紹介されました。生殖細胞質は将来生殖細胞となる細胞に取り込まれるタンパク質とRNAの複合体ですが、その分子実態は長い間謎に包まれてきました。ゼブラフィッシュの各種変異体から明らかになった分子(RNA結合・翻訳制御因子など)、イメージングによるそれら分子の動態、および様々なアプローチによる役割の解明、などエキサイティングな内容でした。
当日は大学生、学部生も含めて約30名の参加があり、講演後の活発な質疑応答を通して、生殖細胞への分化を制御する巧妙なメカニズムの一端を理解することができました。