【法学部】オーストラリア交換留学記録#9「国際交流を通して学んだ最も大切なこと」

2024.12.02

オーストラリア タスマニア大学(University of Tasmania)に交換留学中の、法学部4年次生 池田 一光さんのレポートです。
ぜひご覧ください!

オーストラリア交換留学記録#9

法学部4年次生 池田 一光さん
こんにちは!
法学部法律学科4年次生の池田 一光です。

私は現在、オーストラリアのタスマニア大学(University of Tasmania)で、本学の交換留学生として勉強しています。
留学が始まって9カ月が経ちました。私の留学も残り数日となりました。

今回は、授業以外の大学生活に触れていこうと思います。

1.課外活動

私は第1セメスター時に、同じ交換留学生の友人の誘いでタスマニア大学主催のフットサルのリーグ戦に参加していました。
私は大学2年次生まで14年間サッカーを続けた経験がありますが、違う国籍の人たちと一緒にプレーするのは初めてでした。

最初はお互いにぎこちなく、言葉を交わすこともほとんどありませんでしたが、試合を重ねるうちに自然と距離が縮まり、最後には全員が大親友と言えるほどの絆を築くことができ、とても素晴らしい経験になりました。

この経験を通して、「スポーツには不思議な力があるな!」と改めて実感しました。
言葉で会話をするよりも、一緒にチームとして協力し合うことで、文化の違いを超えた深いつながりをさらに感じることができました。
フットサルのチームメイトと。みんなアジアの国の出身です。今後も全員で集まって一緒にサッカーをしたいです。

2.日本語クラス

日本語クラスの先生(左上)と生徒たち(前列3人)
日本語クラスの先生のご厚意で、日本語のネイティブスピーカーとして授業に参加させていただきました。
この授業を通し、日本についての知識が不足していることに気付かされました。

この授業だけでなく、Law科目の先生とお話をした際にも、
「現在の日本社会で最も深刻な問題は何ですか?それに対してどう解決策を考えていますか?」
と何度も聞かれました。
何とか答えようとしましたが、自分自身納得のいく回答を見つけることができませんでした。

留学生活を通じて英語力が向上し、世界中から情報を集められるようになりましたが、日本人であるならば自国のことをしっかりと理解しておくことも同じくらい重要だと痛感しました。
加えて日本語クラスの生徒たちは日本について非常に熱心に勉強しており、私が知らなかったことをいくつも知っていることに驚きました。

3.皆とても良い人!

韓国人の友達(右・中央)と5時間半かけて山に登りました。
留学を決意してからこの約2年の間で、京都産業大学での留学生との交流やタスマニアでの生活を通じ、多様な国の友人ができ、交流する機会にたくさん恵まれました。
国際交流を通して私が学んだ最も大切なことは、「Good guy is good guy. (いい人はいい人)」ということです。

他国の人と交流する以前、私の中には特定の国の人々に対して、少しネガティブな先入観がありました。
しかし、そういった考えは愚かな考え方であったと今ははっきり言えます。

国籍はどこであろうと、みんなとても良い人です!
私の友人(右)。彼はとても親切で、私に英語(特にWriting)を熱心に教えてくれました。彼のおかげで私の英語力は4技能すべて飛躍的に向上しました。本当に感謝です。

次回は最終回になります。留学を決意してから約2年間で学んだことをまとめます。

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