【外国語学部】外国語学部で行われた反転授業についての研究結果が「Technology-mediated crisis response in language studies」に掲載されました
2024.08.09
外国語学部英語学科のラボレット エリザベス ホリー パフ教授と、同学部アジア言語学科の浅羽 真由美准教授の反転授業形式を使った「World Englishes」(世界の英語種類)と、「異文化理解概論」を履修した学生の、授業への取り組み方と認識をテーマとした研究の結果報告が、2024年5月にSenta Goertler & Jesse Gleason編「Technology-mediated crisis response in language studies」(10章) Equinox 出版社から出版されました。
反転授業とは、講義内容が事前の課題として与えられ、授業時間は能動的な学びの場として活用される教育手法です。
学生たちの反転授業に対しての取り組み方と認識を、アンケートやフォーカスグループインタビューを通じて調査した結果、学生たちは課題動画を必要に応じて何度か見直したことと、授業中に行ったクラスメートとの意見交換などのアクティブラーニングが意義深い経験であると、肯定的に認識していたことが明らかとなりました。
反転授業とは、講義内容が事前の課題として与えられ、授業時間は能動的な学びの場として活用される教育手法です。
学生たちの反転授業に対しての取り組み方と認識を、アンケートやフォーカスグループインタビューを通じて調査した結果、学生たちは課題動画を必要に応じて何度か見直したことと、授業中に行ったクラスメートとの意見交換などのアクティブラーニングが意義深い経験であると、肯定的に認識していたことが明らかとなりました。
この研究を通じて学生の反転授業に対する前向きな姿勢が判明したことから、その後「Introduction to English Linguistics I・II」(ラボレット教授担当)や「特別英語 (English Presentation I・II)」(浅羽准教授担当)の授業も講義形式から反転形式へと移行しました。
ラボレット教授は、「授業中のアクティビティが主にグループワークになったことで、学生同士や教師とのコミュニケーションが増し、授業の雰囲気が非常にフレンドリーになった」と感想を述べています。
学生の学習成果も良好であったことから、今後も反転授業の導入を推進していく考えです。
ラボレット教授は、「授業中のアクティビティが主にグループワークになったことで、学生同士や教師とのコミュニケーションが増し、授業の雰囲気が非常にフレンドリーになった」と感想を述べています。
学生の学習成果も良好であったことから、今後も反転授業の導入を推進していく考えです。
論文の詳細は著者が作成したビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=x9zhj6FYD_8)や、本のWebサイト(https://sites.google.com/msu.edu/2024crisiscall/home )をご覧ください。