【生命科学部】NPOセンターが主催する「輝く学生応援アワード2022」に出場し表彰されました!

このたび生命科学部 産業生命科学科2年次生の北原 雄太さんが、ボランティアとして携わる特定非営利活動法人竹の子学習ひろばの学生代表として、京都市ならびに特定非営利活動法人きょうとNPOセンターが主催する「輝く学生応援アワード2022」に出場し、表彰されました。

「輝く学生応援アワード2022」は京都市で学生が主体となって活動する取り組みを、多くの人に知って頂き、それらの取り組みを表彰する大会です。二次審査(プレゼンテーション)には竹の子学習ひろばを含めて9組の団体がノミネートされ、活動に携わる中での楽しさややりがい、チャレンジしたことについて発表しました。12月27日に京都市役所で行われた表彰式では、各団体に京都市長から表彰状が手渡されました。
また、本大会では、当日のプレゼンテーションを見た(アーカイブ映像含む)オーディエンスの方々の投票で決まる「オーディエンス賞」があり、そちらにも竹の子学習ひろばが選ばれました。

竹の子学習ひろばは京都市西京区洛西地区で、小学校1年生〜中学校3年生を対象に、学習支援、居場所づくりのための教室を運営しているNPO団体です。
大学生と社会人のボランティアが総勢14名、所属しており、子どもたちが一人では出来ない勉強をサポートする、見守ってくれる人がいることでやり遂げられるような学習の機会を提供しています。
教室は毎週土曜日の午後1時から6時まで運営しており、現在、20人の子どもたちが利用しています。休日に出かける予定がなかったり、学校と家で世界が完結していたりする子どもたちたちのために、他の子どもたちやボランティアの大人とつながれる第3の居場所を目指しています。子どもたちが他者とのつながりの中で世界が広がり、健やかに成長していける環境を用意できるような活動を心がけているとのことです。

活動の様子(室内での風船遊び)
活動の様子(スタッフと一緒に勉強)
授賞式の様子(京都市長との記念撮影)

受賞した北原さんは、「居場所づくりとはつながることだと思っております。私たちが活動を継続できるのはそんなつながりがあるからこそ。」といいます。

北原さん自身も、活動が多くの方に共感して頂けたことを大変嬉しく思うと同時に、自分たちの活動は多くの方に支えられている、気にかけて頂いていることを実感したそうです。

子どもたちや、信頼を寄せて頂いている保護者の方、そして、寄付などの支援をしてくださる外部の方々など、多くのつながりから、ボランティアとして子どもたちを支える立場にいる、私たちの方が励まされているような気がするとのこと。そして、子どもたちが、毎週、来てくれることで、自らも誰かにとって大切な存在であるという感覚を持つことができるとのことでした。

今後の活動に向け「子どもたちとのつながりは、再び、活動に携わる私たち自身のエネルギーにもなります。“つながりの循環”で子どもたちへの居場所づくりを。受賞を励みに、今後とも活動に全力で取り組もうと思っております」と意気込みを語ってくれました。

京都市主催による「輝く学生応援アワード2022」の情報

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