【経済学部】社会人基礎力養成ゼミ通信(4)最終発表会

2023.01.10

経済学部では、学生が就職活動に向けた実践力を身に付ける機会として、「社会人基礎力養成ゼミ」を開催しています。これは、演習科目履修・未履修を問わず、有志学生を対象として、経済学部教員と進路・就職支援センタースタッフが運営する正課外のゼミ活動です。グループ別研究活動と就活実践講座をサンドイッチ形式で開催することで、社会経済問題に対する経済学的思考を学ぶとともに、就職活動の実践的なスキルを身に付けることを目的としています。

社会人基礎力とは」(学校法人グロービス経営大学院 GLOBIS CAREER NOTEより)

12月28日に開催された最終発表会では、「優良な企業が日本社会に増えるためにはどうすればよいか?」という総合テーマに対して、4つの班が業種などを絞り込んでグループ別研究活動を行った成果を発表しました。
1班:企業とSDGs(自動車業界を中心に)
2班:優良な飲食企業が日本社会に増えるにはどうするべきか
3班:グレー企業認証の作成による早期新卒退職者の削減
4班:後継者問題の解決を通して優良な企業を増やすには

 

限られた時間の中で、参加学生は授業内の活動だけでなく、授業時間外にもオンラインで集まり共同作業するなどして発表資料を作り上げました。最終発表会に出席した教職員からは、丁寧にまとめた現状分析、斬新な政策提言、現行制度に対する具体的な改善案などについて好評を得ました。

このゼミの活動を通じて、特に演習科目未履修の学生や、所属する演習においてグループワークを経験していない学生は、協働の難しさと同時に充実感を経験することができました。この発表会を以って当ゼミは終了となりますが、参加学生はここで得た経験を活かして就職活動本番にこれから臨んでいきます。

PAGE TOP