【生命科学部】産業生命科学科の課題解決型授業(生命科学PBL2)のチームが完成披露会を開催

産業生命科学科では、PBL(課題解決型学習)やインターンシップなど、産学協働教育に力をいれています。企業やNPO、地方自治体などと連携をしながら、社会で実際の課題解決にあたることが成長につながると考えているからです。

このたび8月3日(水)に、生命科学部 産業生命科学科の課題解決型授業(生命科学PBL2)の受講生12人が
国営平城宮跡歴史公園において、成果発表会でもある天平衣装ドラマ「麻保呂波(まほろば)」の完成披露会を開催しました。

学生らはこれまで、平城宮跡歴史公園からの課題「コロナ禍における公園の活性化・利用促進について考える」の解決に取り組み、平城宮跡歴史公園において「天平衣装ドラマ」の撮影を企画・実施致しました。

ドラマでは奈良時代に流行した天然痘と現代の新型コロナウイルスという2つの感染症を取り上げることで、歴史と生命科学の意外な関係性に興味を持ってもらうといった、生命科学部の学生らしい視点が取り入れられています。
また併せて、今後、ドラマの広報やSNSなどでの活用を予定している、学生が考案した平城宮跡をイメージしたオリジナルキャラクターも同時に披露しました。

企画に込めた思いについて発表する様子
平城宮跡をイメージしたオリジナルキャラクターを発表する様子

当日参加した学生たちは、企画に込めた思いや、頂いた課題への取り組みを通じて学んだことや、
ここまで支えて下さった関係者の皆様への感謝の気持ちを伝えました。
公園の魅力を伝えたいという思いと、支えて下さった皆様への感謝の思いのあふれた、学生達の成長が感じられる報告会となりました。

ドラマは全4話(1話5分)平城宮跡歴史公園公式YouTubeチャンネルで配信
(8月8日より各週月曜12時に1話ずつ配信)

生命科学PBL(課題解決型学習)とは?

生命科学PBL(Project Based Lerning:課題解決型学習)は、企業や地域団体、地方公共団体などが抱えている課題の解決策を学生自らの力で立案し、実行する授業科目です。2年次に開講される生命科学PBL1では、さまざまな演習を通じて、チームで協働する力や、企画を立案する力を学びます。3年次に開講されるPBL2では、企業などから提案される課題の解決策を立案して実行します。チームで協働しながら社会のリアルな課題にあたることで、調整力や実践力を養います。
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