生命科学部 産業生命科学科の課題解決型授業(生命科学PBL2)のチームが現地視察を行いました

産業生命科学科では、PBL(課題解決型学習)やインターンシップなど、産学協働教育に力をいれています。企業やNPO、地方自治体などと連携をしながら、社会で実際の課題解決にあたることが成長につながると考えているからです。今年度も生命科学PBL2の授業が進んでいます。今年度は、18名の学生が3つのチームに別れて課題解決に取り組んでいます

その中の、平城宮跡チームの6名は、国営飛鳥歴史公園ならびに平城宮跡管理センター様より、「平城宮跡歴史公園のツバメのねぐら入りを題材に、一般の人々にねぐら入りの環境を守る大切さと魅力を伝え、自然保護と公園利用の両立に繋げるための案を企画立案」という課題を頂きました。

5月28日(土)に、平城宮跡チームの6名は、実際に平城宮跡歴史公園を訪問し、公園管理センターにて現時点での企画立案の進捗状況を報告し、公園事務所ならびに管理センターの方にアドバイスを頂きました。

また平城宮跡歴史公園いざない館の資料展示を解説頂いたあと、ツバメのねぐら入りのヨシ原などを含め、公園内を見学し、公園の豊かな自然を実感すると共に様々な鳥類が生息している様子を観察しました。

参加した学生さんたちは、公園や利用者の様子、公園管理者の方々との交流を通じて、課題解決の難しさを感じつつも、企画実現に向けた取り組みへの意気込みを新たにしたようでした。

進捗状況を報告する様子
公園内を解説頂いている様子
ツバメのねぐらとなっているヨシ原の様子

生命科学PBL(課題解決型学習)とは?

生命科学PBL(Project Based Lerning:課題解決型学習)は、企業や地域団体、地方公共団体などが抱えている課題の解決策を学生自らの力で立案し、実行する授業科目です。2年次に開講される生命科学PBL1では、さまざまな演習を通じて、チームで協働する力や、企画を立案する力を学びます。3年次に開講されるPBL2では、企業などから提案される課題の解決策を立案して実行します。チームで協働しながら社会のリアルな課題にあたることで、調整力や実践力を養います。
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