第3回GSC海外サイエンスセミナー~Get ready for the next global step~開催報告

グローバル・サイエンス・コース(GSC)では、毎年アメリカのシリコンバレーを中心とした企業や現地大学を訪問する短期留学プログラム「海外サイエンスキャンプ」を実施していますが、海外渡航が難しく中止となったことを受け、今年度はそれに代わる特別プログラム「海外サイエンスセミナー~Get ready for the next global step~」を開催しました!

第3回 海外サイエンスセミナー~Get ready for the next global step~

日時 2022年2月25日(金)9:00~12:00
形式 オンラインZoom開催
内容 海外講師・企業人セミナー・パネルディスカッション
登壇者 熊谷 一清 氏
(California Department of Public Health)
Haight Peter 氏
(Giant Rabbit Inc)
大迫 志帆 氏
(JN Bioscience)
※本学卒業生 ファシリテーター:山本 大地 氏(ライノサポート合同会社)

第3回目となる今回は、海外サイエンスキャンプの舞台となるアメリカ シリコンバレー近郊の企業等で活躍されている3名の講師を迎え、セミナーとパネルディスカッションを行いました。

まず初めに、熊谷氏より海外に挑戦することの意義についてお話しいただきました。「みなさんには自分自身を人生のCEO(最高経営責任者)だと思って、周囲の意見に流されず自分のすべきこと・正しいと思うことを判断してほしい。そしてたくさん失敗しほしい。それが多くを学び成長することにつながる」という思いを伝えられました。
続いてHaight氏からは、シリコンバレーで起業し、会社を成長させるまでに経験されてきたエピソードや、1日の業務内容など貴重なお話をしていただく中で、仕事におけるネットワークづくりの重要性や、マーケットバリューを上げるための転職について、英語でお話しいただき、アメリカの日本とは異なる風土を知る機会となりました。
本学の卒業生である大迫氏からは、在学中から現在に至るまでの過程を振り返り、出会うべく人に出会うために学生時代からできることして、「今やるべきことに対して真面目に取り組み、日頃から人にやさしく敬意を持つ。自分の興味を周囲に伝え、積極的に行動すること」を挙げられ、「これを日常的に意識すると、自分も周囲にも変化が現れ、人との縁がつながっていくはず」というメッセージを伝えられました。

後半のパネルディスカッションでは、山本氏のファシリテーションのもと、海外で働くうえで重要な“ネットワーク“と”語学“というキーワードを中心に、ディスカッションを行いました。セミナーの最後には、講師の方々から参加したGSC生に向けて「今日セミナーに参加したことが一つのネットワークづくり。失敗を恐れず行動し、気になることがあればいつでも連絡してください!」という力強いメッセージとエールをいただきました。

3回に渡り開催した「海外サイエンスセミナー~Get ready for the next global step~」でしたが、このセミナーに参加したことが、学生にとっての一歩となり、少しでもGSC生がグローバル社会に羽ばたくためのきっかけや、将来につながる「ネットワークづくり」の機会となることを願っています。

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