第2回GSC海外サイエンスセミナー~Get ready for the next global step~開催

グローバル・サイエンス・コース(GSC)では、毎年アメリカのシリコンバレーを中心とした企業や現地大学を訪問する短期留学プログラム「海外サイエンスキャンプ」を実施していますが、海外渡航が難しく中止となったことを受け、今年度はそれに代わる特別プログラム「海外サイエンスセミナー~Get ready for the next global step~」を開催しました。

第2回 海外サイエンスセミナー

日時 2022年2月10日(木)13:00~16:00
形式 オンラインZoom開催
内容 GSC修了生プレゼンテーション・パネルディスカッション
登壇者 安達 美咲さん(GSC1期生)JAXA種子島宇宙センター勤務
山田 等仁さん(GSC1期生)本学 生命科学研究科 在学中
辻 香織さん(GSC2期生)千葉大学 大学院医学研究科在学中
ファシリテーター 山本 大地 氏(ライノサポート合同会社)

第2回目となる今回は、現在理系分野で活躍されているGSCの修了生3名を登壇者に迎え、プレゼンテーションと参加者を交えたパネルディスカッションを行いました。

前半のプレゼンテーションでは、3名が現在の取り組み、今に至るまでの経験、GSCでの学びなどについて、学生に非常に近い視点からお話いただきました。

登壇者からは、「GSCに入った当初は英語が苦手だったけれど、留学や学生リーダーの活動を通じて海外(英語)に対するハードルが下がり、さまざまな人との出会いにより価値観が広がった。自分の武器になるものを持つこと、好きなことを好きと言い続けることの大切さを学んだ」という当時の思いや、「大学では、研究分野や英語だけに限らず、自分自身の興味にアンテナを張り、積極的に行動することで、多くの体験と繋がりを得ることができる」というメッセージが伝えられました。

3名の発表に共通していたことは、「自分が面白い・好きだと思うことを見つけ、その興味を本気で探求する努力を惜しまないことの大切さ」でした。また、その過程でGSCでの学びや英語力、仲間とのつながりが役立ったことにも触れられ、参加したGSC生の中には、改めて自分のやりたいことや将来へのモチベーションを高めた学生が多くみられました。

後半のパネルディスカッションでは、参加者からの質問を織り交ぜながら交流し、英語の学習方法や留学・進路選択など多岐に渡る内容の質問が飛び交いました。

「優れた論文を発表する(成功するため)には運も大切か」という質問に対しては、「運も大切だが、それだけではなく、そのスタートラインに立つまでの努力や観察眼があってこそ。継続して続けるからこそ結果に結びつく」と答えられるなど、日ごろの努力や積み重ねの大事さに気づかされる場面もあり、非常に意義のある時間となりました。

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