法学部 草鹿ゼミ 合同ゼミ討論会@広島大学!

2022.02.21

法学部の草鹿ゼミが、2021年12月18日に広島大学で開催された合同ゼミ討論会に参加しました。討論会は、対面とオンラインのハイブリット形式で行われ、全国から総勢13大学17ゼミが参加し、7つのテーマ判例について、27セッション(対戦)に分かれて討論しました。

草鹿ゼミは、3年生が3チームに分かれ、対面1チーム、オンライン2チームで、それぞれ他大学ゼミと討論しました。また、2年生は対面討論会の見学とともに、別の合同討論会にオンラインで参加しました。今回はその様子を会話調でご紹介します。

(法学部3年次 草鹿ゼミ 野田 優希菜)

壇上で発表する野田さん
合同討論会のスケジュールは、前日の17時に広島大学に集まり顔合わせ。次の日の朝から夕方まで、チームごとで順番に討論を行いました。顔合わせでは主にゼミ紹介を行いました。この記事を読む多くの方は草鹿ゼミのことを知らないと思うので、そのときの紹介を引用します。

草鹿ゼミの紹介

皆さんこんにちは、京都産業大学草鹿ゼミです。私たち草鹿ゼミは3チームが合同討論会に参加します。ゼミ長率いる「テーマ1」がオンラインで、鬼教官(学生)率いる「テーマ2」がオンラインで、そして私、草鹿ゼミの裏ボスこと野田が率いる「テーマ6」が対面で参加します。
鬼教官って…?と思った方もいるでしょう。ぜひ誰なのか、探してみてください。ちなみにこれを言うのに本人の許可は取っていません。

さらに、合同討論会の雰囲気を見学するために2年次生が対面で来ており、オンラインで別の討論会に参加します。来年はこの子たちがこの討論会の主体になりますので、よかったら顔を覚えてあげてください。

私たち草鹿ゼミは、ゼミ生主体で進んでいます。草鹿先生は本当に放任主義で、この討論会のアドバイスを貰おうとしたときも、「貰えるかな?貰えないかな?もらえ……なかった…。」ていうくらい放任主義です。なので、不備なところがあるかもしれませんが、自分たちだけで頑張ったので、お相手してくださる皆さんお手柔らかに、よろしくお願いします。

ちなみに草鹿先生は「僕は必ず喋るときにウケを狙ってるんですよ。」と言っていました。先に喋った草鹿先生はそれを見事に実行し、ついでに私が予定していたゼミ紹介のネタまでばらしていきました。おかげで、せっかくファニーポイントを入れていた私のゼミ紹介はスベりました。先生の前でリハーサルをするのは危険です。

合同討論会

合同討論会の内容は何かというと、テーマによって違うのですが、私たちが行った「テーマ6」は倒産法の「別契約債権による相殺」です。

ざっくり言うと“A会社と依頼主が工事を4つ契約していました。だけどA会社は仕事を3つ残して倒産してしまいました。1つの仕事の報酬金と、契約を終わらせられなかった契約違反金は、相殺していいのでしょうか?”という感じです。

“え?そんなの相殺すればいいじゃん!”ってなると思いますが、実は両者の平等を考えるとそうでもない場合があるんです。詳しくは倒産法を学んでください。

そんな難しいテーマで私たちは、早稲田大学の棚橋ゼミさんと討論しました。最初は“早稲田大学に勝てるわけないじゃん!フルボッコで負けるじゃん!”とチームメンバーで嘆いていましたが、対戦表は変えられないので、事前準備を頑張りました。

最高裁の判例を読んで、参考資料を読んで、“これに何の意味があるんだ?”と悩んで、“どうやって進めればいいんだ。”と自暴自棄になって、それでも休日に集まって資料を作って…。
頑張った甲斐あって、相手のゼミさんと同じレベルで、発言して、迷って、チーム内で相談して、答えを出して、向こうも悩んで答えて…という形で、いい討論ができました!司会をしてくださった木川先生(中央大学)も、討論が円滑になるような質問を出して下さったり、相手の質問の意図を分かりやすくまとめて下さったり、こちらの意見もまとめて下さったり…。

私のパソコンが壊れてしまい、結局お礼メールが出せなかったので、この場を借りてお礼をしたいと思います!
最後の写真撮影でキュンポーズを自ら提案してくださった木川先生に、チームメンバー全員が惚れました!円滑に討論を進めて下さって、ありがとうございました!

ちなみに、ゼミで1番頑張っていた人に贈られる最優秀賞は、「テーマ6」以外の全ての討論に参加した鬼教官が、かっさらっていきました。
事前準備は大変でしたが、楽しく充実した討論会でした!その分実りの多い時間を過ごせました。
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