「京都環境論」ゲスト講師から『小水力発電』の重要性を学ぶ

2022.06.10

現代社会学部専門教育科目である「京都環境論」では、京都の水文化を中心に人と水の関係、「水」の価値について学んでいます。第7回目となる5月26日の授業では、関西広域小水力利用推進協議会の井上和彦氏から、近年注目を集めている地球温暖化に貢献し、持続可能型社会を創造する「小水力発電」について学びました。
京都市は琵琶湖疏水事業として日本で最初に営業用の水力発電に取り組んだ都市であり、関西電力が管理する水力発電所が京都市内には7ヶ所もあります。さらに京都府内には13ヶ所あり、あまり知られていないのですが京都府は水力発電の先進地といえます。これらの発電所は明治、大正期に開業しているのも多く、メンテナンスを行えば100年以上も使うことができます。まさに、持続可能型社会を目指す、今に必要な技術となっています。などとの説明があり、学生にとって、多くの学びありました。
授業の最後に「第7回全国小水力発電大会in京都」が2022年11月10日(木)~11日(金)に京都経済センターで開催予定であることを伝えられました。鈴木ゼミの学生も本大会に参加することとしています。全国大会での学生の学びの成果が楽しみです。
講義を行う関西広域小水力利用推進協議会の井上和彦氏
受講の様子
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