【文化学部】「観光文化基礎演習」で関西エアポート株式会社のゲスト講師とワークショップを実施!!

2022.05.02

「観光文化基礎演習」(中野宏幸教授)では、4月21日に関西エアポート株式会社地域連携部の花﨑由季子氏をゲスト講師に招聘し、空港と観光の関係について理解を深めるワークショップを開催しました。この演習は、地域・企業・行政など様々な方々と接しつつ多様なツーリズムや観光の見方を知り、視野を広げていくことを目指しています。
花﨑講師は入社4年目であり、空港運営会社及び現在の地域連携業務とあわせて、ご自身の就職活動や空港企業への入社の経緯も紹介いただき、その後、講師や教員を含めたグループ討議を行いました。
前列右から3番目 花﨑講師(撮影時のみマスクをはずしています)
会社が目指す空港の成長モデル
地域の発展と空港の成長の関係については、旅行者は目的とする地域を訪れるために空港を利用するため、空港そのものだけでなく地域の観光も視野に入れて魅力の向上に取り組んでいく「会社の目指す空港の成長モデル」(右記の図)が紹介されました。また、訪問客や地域の声を聞きながらつくりあげた企画の事例として、花﨑講師が手がけた淡路島でのレンタカーを活用したプロモーション事業の説明がありました。
グループ発表の様子

学生からは、「空港会社と観光は密接な関係があることを学ぶ良い機会となった」「リピーターの観光客が増える中で、行ったことのない地域をいかにPRするか、非常に考えさせられるテーマと感じた」「将来を見据えて長期的な目で見た仕事もやっていて、やりがいのある仕事と思った」「学生時代に観光について学び、それを生かせる仕事に就いた花﨑さんが仕事について話しているときにとても輝いて見えたので、観光や旅行が好きな気持ちと挑戦していく姿勢を忘れないでおきたいと感じた」といった感想がありました。
社会インフラや地域の取り組みについて理解をさらに深め、これからの観光のあり方を考えてほしいと思います。

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