【経済学部】地域活性化フィールドワークⅠキックオフ会議に参加しました

2022.05.12

キックオフ会議

経済学部の地域活性化フィールドワークⅠでは4月30日(土)に「たつの市地域創生アイデアコンテスト2022」のキックオフ会議に参加しました。今回の活動目的は、地域活性化に繋がる政策を考えていく上で必要となるたつの市が抱えている課題や現状を知ることです。そのため、市役所職員の方々から市の現状の説明をしていただき、その後、実際にたつの市を視察しました。

説明では、まず政策案を考えるための基本となる人口の変化や公共交通の現状、特産品などを中心にお話を伺いました。人口減少は高校卒業後に市外へ出た若い世代の就職時の戻りが少ないことが原因となっているそうです。また、公共交通や特産品などは充実しているにも関わらず、宿泊施設の閉鎖などサービス業の不足が原因で、観光客数が伸び悩んでいるという課題も知ることができました。

最後に、バスで市役所職員の方の案内の下、道の駅やたつの市の城下町等を巡りました。説明の中で「コンビニの誘致でさえ難しい」、「人口が三万人目標の地区で実際には三千人しか住んでいない」というお話が印象的でした。ある地区では、電気、ガス、水道が地中化されており素晴らしい景観でした。これを始め、豊かな自然にも恵まれているたつの市で活用されていない土地や資源の活用方法がないかを考えたいと思いました。
今回の活動は、コンテストに向けての最初の一歩でしたが、地域活性化に繋がる実現可能な提案をするためには、引き続いての市役所の方々との交流、更には住民の方々の考えや思いを実際に伺う事が大切だと考えました。

(文責:経済学部3年次 桑原 あやの)

市内見学
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