【経営学部】松高ゼミ生が企業からの課題に対してアイディアを文章に。日本経済新聞未来面に掲載!

2022.09.13

経営学部の松高ゼミでは、「考える力、伝える力」の育成を目指しています。その一環として、日本経済新聞未来面(読者と企業経営者がともに議論する紙面)でシリーズとなっている、企業のトップから提供される課題に対して読者がアイデアを400字でまとめるという企画に、3年次ゼミ生全員で取り組みました。

これから就職活動を迎える3年次生にとって文章力を身につけることはとても重要です。そこで、日経HRの方に「就活と仕事で役立つ文章の書き方」というテーマで文章講座を行っていただきました。基本的な文章の書き方から自分ならではの意見の作り方といった内容で、過去に出された課題についても取り組み、添削もしていただきました。どうしても一般的な主張になりがちで、何のために書くのか、人の心に残り、人を動かすために書く、という点にゼミ生は苦戦していました。

今回、挑戦したのは、日本特殊陶業株式会社の川合 尊社長からの「何色の社会を創りたいですか?そこに込める想いは?」という課題でした。審査の結果、1名が紙面で、2名が電子版(2022年7月26日付)での採択となりました。

紙面で採択された「ぶれぬ意志示す黒」というタイトルで書いた内容について、川合社長は次のようにコメントされています。
『皆さんの色に込める想いが多様で意外性にも富んでいて、大変面白く読ませていただきました。自由で型にはまらないアイデアの数々には刺激を受けるところが多く、社内で役員にも読んでもらおうと、資料を回覧したほどでした。例えば、黒色の社会なんて僕らには思いつきません。しかしその真意は、強い意志を持って何色にも染まらない、ぶれない人間でありたいという力強さにあるという。日本特殊陶業は「Change with Will」を掲げ、意志を持って会社を変革していこうとしているので、大いに共感しました。』

秋学期には、2年次のゼミ生がチャレンジします。一人でも多く採択されるよう頑張っていきたいです。松高ゼミでは、これからも「考える力、伝える力」を身につける取り組みを続け、社会で活躍する人材の育成を目指していきます。

日本特殊陶業株式会社 川合 尊社長による課題】

何色の社会を創りたいですか? そこに込める想いは?

  • ぶれぬ意志示す黒(森本 健太さん 経営・3年次)
  • 奇跡の色を守る(首藤 陸央さん 経営・3年次)
  • 太陽のように燃える赤(岩本 皐希さん 経営・3年次)
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