【経営学部】涌田 龍治教授が「日本スポーツマネジメント学会」の「令和四年度学会奨励賞」を受賞!

2022.08.09

経営学部 涌田 龍治教授が「日本スポーツマネジメント学会」の「令和四年度学会奨励賞」を受賞しました。対象は、学会誌『スポーツマネジメント研究』第14巻第1号に掲載の「プロサッカーリーグにおける戦力均衡と売上高:日英の比較研究」です。本研究は、事前に財やサービスの評価が困難で不確実であるほど、消費者の購入意欲が高まり需要が増すという、一般の消費者行動には見られない、しかしスポーツの場面では顕著に見られるような“結果の不確実性仮説”に注目したものです。その結果は、Jリーグの1部ではその仮説が成り立っているようであるけれども、2部やイギリスのプロサッカーリーグでは確認できない、というものでした。ただし、この結果がなぜ生じたのかは、完全に明らかになっていません。今後は、関心のある方々との議論が必要だと学会員から指摘されました。
「日本スポーツマネジメント学会」は、スポーツマネジメントの学術的研究を統括する学会組織として、設立されました。この学会の特徴は、国内のスポーツマネジメントに関する教育・研究の諸問題に取り組むだけでなく、アジア、北米、 ヨーロッパそしてオーストラリアとニュージーランドといった海外の学会組織との連携を視野に入れた活動を展開するという点にあります。
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