学生ファシリテータ企画「えふかふぇ~モヤモヤを語ろうジェンダー編~」を開催しました

2022.08.30

授業や課外活動において、学生の主体的な学びを支援するボランティアとして活動中の学生ファシリテータ(以下、学ファシ)は、メンバーの興味や関心に基づいた自主的な企画イベントを開催しています。

このイベントは、ジェンダー/セクシュアリティに対して関心の高い学ファシが自主的に企画し、現在活動中の学ファシを対象に開催しています。
4月に実施した第1回では、主催した学ファシ自身が大学生活を送るなかで、「ジェンダー/セクシュアリティに関わるモヤモヤした体験」を話題提供し、そのあと参加者全員で対話を通じて考えを深めました。
今回実施した第2回は、前回の参加者から「自分のモヤモヤした体験をもとにさらに深く話し合いたい」という声を受け開催しました。学ファシ活動に関わる教職員も参加し、自己紹介における自己開示やジェンダー/セクシュアリティに関わる配慮などについて、様々な視点から第1回よりもさらに深く話し合いました。

実施概要

第1回

日時 2022年4月12日(火)12:30~13:00
場所 F工房(4号館1階)
参加者 学生7名、教員1名、職員2名

第2回

日時 2022年7月26日(火)12:15~13:15
場所 F工房(4号館1階)
参加者 学生5名、教員2名、職員3名

企画・運営メンバーより

この企画は、学ファシ内でジェンダー/セクシュアリティに対する理解や話題共有を進め、新たなファシリテーションの視点を身につけてほしいという思いから発案しました。
春学期における学ファシの主な活動である、キャリア形成支援教育科目「自己発見と大学生活」の授業運営支援では、1クラス60人以上の受講生の主体的な学びをサポートします。その際、受講生の多様な個性を理解することがとても重要です。
そこでこの企画では、ファシリテータとして授業の場にかかわるうえで知っておきたい、性自認・性的指向(SOGI)に関する多様性に着目し、参加者がモヤモヤや疑問を口にしやすい空間づくりを目指しました。

これまでの2回の企画を通して、運営メンバーだけでなく、参加してくださった学ファシや教職員の皆さんから、「今までになかった視点を得ることができた」「企画に参加したことでSOGIに対して深く考えるようになった」というポジティブな意見が多数みられ、とてもよい場になったのではないかと思います。
また、秋学期からは新規学ファシが加入するので、この企画を通して共にファシリテータとしての多様な視点を身につけていきたいと考えています。

学生ファシリテータ(学ファシ)とは

授業やイベント等でグループワークの円滑な進行をサポートする学生スタッフです。
授業内での自己紹介ゲーム(アイスブレイク)の進行や、受講生同士の話し合いのサポートなどを通じて「学生の主体的な学び」を支援します。

※ファシリテータ:グループ活動などがうまく運ぶよう支援する人のこと。

学生ファシリテータSNSアカウント【公式】

学ファシ広報メンバーが学ファシの存在を多くの人に知ってもらえるよう自分たちの活動の様子などを投稿しています。

PAGE TOP