【国際関係学部】学部の学びを超えて活躍する4年次 山地 涼介さんを取材しました!

2022.08.05

7月16日(土)から3日間にわたり近畿大学で日本英語模擬国連(JEMUN)2022 Conferenceが開催され、初参加の本学部は団体で「POSITIVE IMPACT AWARD」を受賞しました。
今回は、模擬国連(MUN)の部長を努める国際関係学部4年次生の山地 涼介さんを取材しました。
国際関係学部4年次生の山地 涼介さん

「国際関係」に興味を持ったきっかけを教えてください。

高校時代は、現代社会や政治の授業が好きでした。その中でも特に、国際的な分野に漠然とした興味を持ちました。

日本英語模擬国連(JEMUN)2022 Conferenceに参加したきっかけを教えてください。

日本英語模擬国連(JEMUN)2022 Conferenceの様子

大学に入学して間もないころに、国際関係学部の友人に「模擬国連に入ってみない?」と誘われたことがきっかけです。

3年次生までは参加者として意見を述べる側でしたが、4年次生になった今はファシリテーターやグループをまとめる部長を任されています。

模擬国連に参加するきっかけを作ってくれた友人には、まだお互いを十分に知らない時期に勇気をもって声をかけてくれたことにとても感謝しています。

活動に参加してご自身にとってプラス(成長)につながったことは?

プラス(成長)につながったことは5つあります。

  1. 国際関係学部のすべての授業の様々な内容を生かして、仲間(友人、先輩)と話し合えること
  2. 新たなイシュー(人工肉、気候変動など)を知ることで、興味・関心がわき豊富な知識を身につけることができる
  3. 活動場面で自分の意見をシェアできること
  4. 国際関係学部のなかで先輩、後輩と出会い、授業や就職活動へのアドバイスをもらい強い人脈づくりができたこと
  5. 議論の基本は英語を使用しているので英語力が向上したこと

「国際関係学部の学び」の魅力とは?

カリキュラムが本当によく考えられていると感じます。

1、2年次生では国際関係学の理論、Theory of knowledgeなどの考え方や仕組みを学び、国際問題を理解する力を養えたと思っています。

また、自分自身の興味・関心がどこにあるのかもしっかり理解できたと思います。そのおかげで、3、4年次生での専門性のある授業を十分な理解を持って学べることができました。

国際問題を考えるうえで、普段から心掛けていることは何ですか?

ある問題には、いくつもの意見や視点があることを常に念頭において学習しています。また、自分自身の意見も偏りのある声の一部にすぎないと理解するようにしています。この考えは、日々ディスカッションを行う模擬国連でも非常に重要で、相手の意見の尊重にもつながります。

日々の生活の中では、ワールドニュースに触れることやレポートを書く時の参考文献から知識を吸収しています。また、調べものをする際は、英語で検索をするようになりました。キーワードを英語で検索して世界中から発信されている情報を収集しています。

今後の抱負を教えてください。

「POSITIVE IMPACT AWARD」受賞、おめでとうございます!

国際関係学部で学べることはすべて学び将来に活かしたいと考えています。

卒業後は海外で働くことを視野に入れて国際物流企業に進みます。今、ゼミでは「開発・環境問題」について学んでいます。国際物流企業は、輸送面では環境負担の問題もあり、また、政府開発援助(ODA)などにも関わっているため、将来的にはこのような開発分野、環境問題にも携わっていきたいと考えています。

卒業後に悔いが残らない学生生活を送りたいです。

最後に、国際関係を学ぶ学生のみなさんへ一言お願いします!

少しでも興味があると思った授業は勉強してみることをおすすめします。その授業、先生、仲間から思わぬ出会いがありますよ!
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