【京都産業大学タンパク質動態研究所】遠藤 斗志也 所長がハンス・ノイラート賞を受賞
2021.03.31
京都産業大学タンパク質動態研究所 遠藤斗志也所長(生命科学部教授)が、世界のタンパク質研究をリードする国際組織「The Protein Society(米国蛋白質科学会)」から、2021年度の「Hans Neurath Award(ハンス・ノイラート賞)」を受賞することが決定しました。ぜひ広く紹介くださいますよう、よろしくお願い申し上げます
【本件のポイント】
リリース日:2021-03-31
【本件のポイント】
- 「ハンス・ノイラート賞」は、タンパク質科学の基礎研究の分野において格別の功績をあげた個人に贈られる賞で、遠藤所長が解明したミトコンドリアタンパク質輸入機構の分子理解に関する研究功績が高く評価されて受賞した。
- 同賞は、タンパク質動態研究所前所長の永田和宏名誉教授が2017年に受賞しており、日本人としては永田名誉教授に続く2人目の快挙。
- 授賞式と受賞記念講演会は、7月10日(日本時間)にオンラインで実施予定。今後も細胞小器官の構造機能研究の分野を世界的にリードする。
リリース日:2021-03-31
京都産業大学タンパク質動態研究所所長プロフィール
生年月日 | 1953(昭和28)年12月9日生まれ | |||
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学位 | 理学博士[1982(昭和57)年3月 東京大学大学院] | |||
専門 | 構造生物学、分子細胞生物学 | |||
研究分野 | 細胞内でのタンパク質および脂質の輸送機構、細胞内でミトコンドリアがつくられ、維持される仕組み | |||
略歴 | 群馬大学、名古屋大学を経て、2014年に京都産業大学総合生命科学部 (現:生命科学部)に赴任。2014年から2016年まで日本蛋白質科学会会長。2020年4月から現職。また、科学技術振興機構(JST)における戦略的創造研究推進事業(CREST)として2020年度に発足した研究領域「細胞内ダイナミクス領域」の研究総括を務める。1998年に日本IBM科学賞、2016年に文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞。 |
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