生命科学部 産業生命科学科の課題解決型授業(生命科学PBL2)のチームが上賀茂小学校のビオトープを整備しました

産業生命科学科では、PBL(課題解決型学習)やインターンシップなど、産学協働教育に力をいれています。企業やNPO、地方自治体などと連携をしながら、社会で実際の課題解決にあたることが成長につながると考えているからです。

本年度の生命科学PBL2の授業が進んでいます。今年度は、26名の学生が以下の3つのチームに別れて課題解決に取り組んでいます(【】内は課題提供機関)

  • 上賀茂小学校チーム: 小学校のビオトープ活用計画を立案せよ【上賀茂小学校・上賀茂おやじの会】
  • 宝ヶ池公園チーム: 宝が池の生態系管理において必要な取り組みを考えよ【京都市都市緑化協会】
  • 平城宮跡チーム: コロナ禍における公園の活性化・利用促進について考えよ【国営飛鳥歴史公園ほか】

7月22日には上賀茂小学校チームが、上賀茂おやじの会と連携して、小学校のビオトープの整備をしました。ビオトープは、ほとんど手入れがされておらず、草が生い茂っている状態でしたが、適度に除草することでビオトープを再生する土台を整えました。

草刈りの様子
池をきれいにしている様子
整備後にビオトープに水を流し入れている様子
整備終了後の集合写真
上賀茂おやじの会の方からは、「若い学生さんが一生懸命働いてくれてとても助かった」、「ビオトープの再生に向けて引き続きがんばってほしい」などの声が聞かれました。

現在、上賀茂小学校チームは、ビオトープの活用計画を検討しています。ビオトープの再生に向けて引き続き活動を続けていきます。

生命科学PBL(課題解決型学習)とは?

生命科学PBL(Project Based Lerning:課題解決型学習)は、企業や地域団体、地方公共団体などが抱えている課題の解決策を学生自らの力で立案し、実行する授業科目です。
2年次に開講される生命科学PBL1では、さまざまな演習を通じて、チームで協働する力や、企画を立案する力を学びます。
3年次に開講されるPBL2では、企業などから提案される課題の解決策を立案して実行します。
チームで協働しながら社会のリアルな課題にあたることで、調整力や実践力を養います。
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