国際関係学部 「国際ビジネス論 II」で外部講師を招き、海外展開に向けた学生の発表と講演が行われました!

2021.11.24

11月16日(火)「国際ビジネス論Ⅱ」(担当:国際関係学部 植原行洋教授)において、西山酒造場の西山周三氏(代表取締役社長)から、学生のプレゼンテーションに対する講評と「西山酒造場のビジネス方針」について講演いただきました。

(学生ライター 国際関係学部3年次 山崎夏摘)


学生は西山酒造場で販売されている「路上有花 葵(ろじょうはなあり あおい)」という冷酒の海外市場展開について、展開先の国における効果的なマーケティングを提案しました。プレゼンテーションを行ったのは西山氏と植原教授により選ばれた、優秀提案書を仕上げた4グループでした。講評としては、実際に実現可能かどうかということよりも、奇襲作戦のような斬新なアイデアがあり是非参考にさせていただきたいとのお声を頂けました。

南アフリカへの提案をする学生
UAEへの提案をする学生

講義の後半では、西山酒造場の魅力や経営理念、また海外展開において重要視している点や新しい市場の開拓、これからのダイバーシティについて講演いただきました。

スライドを用いて講演される西山氏

特に印象に残っている点は、「業界のレールに乗らない姿勢」を取り、人と違う柔軟な考え方を取り入れるということです。西山酒造場では、従来の日本酒の楽しみ方であった嗅覚と味覚に加え、視覚や聴覚、触覚から楽しんでもいいのではないかと、日本の文学と結びつけたパッケージデザインにこだわっています。また、ターゲットを限定してでも、市場において自社の商品が一番手か二番手のもののみを製造するようにし、ユニークで他にない商品を作って海外でも成功させるという輸出戦略を実行しています。

「この技術と文化を絶やしてはならない」という思いで継ぎ、先代や親の知識を活用して新しい市場を開拓していくという経営方針によって、この80年間で8割廃業となっている全国の酒蔵の状況の中で、商品の輸出先を35カ国に到達することができたのは西山酒造場の強みであると感じました。

グローバル化する世界の中で、伝統的な文化や方針との軋轢を生まぬよう、少しずつ若くて斬新な考え方を取り入れていくことが大切だと考えることができ、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

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